50代から理数を学ぶ - 超伝導体の表記 $ LaFeAs(O_{1-x}F_{x}) $ の中で $ LaFeAs(O_{0.96}F_{0.04}) $ が出て来ますが…整数ではなく 0.96 って？

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時空解さんの日記

2019

11月 29

(金)

10:05

超伝導体の表記 $ LaFeAs(O_{1-x}F_{x}) $ の中で $ LaFeAs(O_{0.96}F_{0.04}) $ が出て来ますが…整数ではなく 0.96 って？

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カテゴリー物理

本文

皆さん、おはようございます。時空解です。

今日も分からないなりに JPSJ 2008年7月号の注目論文の１つに目を通しておりました。
JPSJ 2008年7月号の注目論文
　　・「遍歴反強磁性体から非従来型超伝導へ：NMRで見た鉄系高温超伝導体LaFeAs(O1-xFx)」

目を通したところで、当然すべての内容を理解できるものではありませんが、少なからず発見がありますので読んでいます。

２００８年の２月に、超伝導体の母物質 LaFeAsO が発見されていらい物理学会はフィーバー状態のようですよね。
今日は、物理学会で何に付いてフィーバーしているのかを自分なりに整理してみました。
きっとこの２つが主たるポイントなのでしょう。

・超伝導の転移温度が上昇する事への期待
・BCS理論による常識からの開放 ( Fe 等、磁性体への期待 )

この２つを頭の中で押さえておくことにしました。
参考になる文献も検索したところ日本物理学会会誌の中にありました。

・超伝導の転移温度はどこまで上がる？

この文献は２０１６年に書かれたもので、その年の日本物理学会が発行した会誌、「第71巻　第10号」に掲載されています。

ところで…

化学式の書き方に付いてですが、 $ LaFeAs(O_{0.96}F_{0.04}) $ の表記が理解できません。小数なんて使えるんでしたっけ？
例えば水は $ H_{2}O $ ですよね。$ 2 $ の部分はいろいろな物質でいろいろな数値が入る事は解りますが、小数が入るのって意味がわからないのです。

こうなると、化学の勉強もしなくてはいけないんですかねぇ…とほほほほ。

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