皆さん、おはようございます。時空 解です。
 

昨日は、軽い運動 ( 腕立て、斜め懸垂等 ) は出来ませんでしたが、けっこう休日を上手く利用できました。
まずはインフルエンザの予防接種ができた事が大きいですね。なかなか混雑していて、２時間待ちだったんですよ。ですから受け付けで予約して、いったん家に戻っても良かったのですが、この機会に読み掛けの小説「コーヒーが冷めないうちに…」を読む事にしました。

読みかけの小説って、何となく「早く読まなきゃ」と言うソワソワ感がありますよね。でもじっくりと読みたい気持ちもあります。チャッチャと片づけ仕事みたいには読みたくないのです。ですから "待合室" と言う機会があって良かったです。

　　おっとそんな事はともかく…

 

小説「コーヒーが冷めないうちに…」を８０％読んだ感想は、限られた状況の中で人が人に会いに行く、と言う事はどういう事なのか、を考えさせられました。
私はけっこう人との接触、出会いと言うものを軽んじているのかなぁ…なんてことも想ってしまいました。
小説では、温かいコーヒーが冷めてしまうまでの短い間に、色々な人の色々な想いが詰め込まれています。

もし自分がとある喫茶店に独りで入ったとして、そこで知り合いにバッタリ会ったとしたら…？
 

まぁいつもの愛想の悪い私でしょうね。
 

ともかく病院の待合室で「コーヒーが冷めないうちに…」を読んでいて、途中、泣きそうになってしまったんですよね。第三話：『姉妹』の中で喫茶店の常連客の平井さんが、３日前の妹、久美さんに会いに行くところですけどね。
待合室には自分の他、６人くらいはいました。

" まずいまずい、ここで泣いてしまうと目立つ "

でも、その込み上げる気持ちを抑えながら淡々と文章を読んで行く時の、あの時間も良いのですよね。
ああ…平井さんが３日前から現実の日に戻る？戻れる？…クライマックスです。
 

そんな時ですよ、この感動を味わいたいその時です。私の隣の席に、診察を終えたおばあさんが
「ああ・・・○×▽□に◎+…」
なんて意味不明な独り言をぶつぶつ言いながら座ったんです。しかも近い！
まぁ怒鳴る事はしませんよ、もちろん。
でもね、ちょっと怖い顔でそのおばあちゃんをチラッと見てしまったかも知れません。
 

ごめんなさね、おばあさん。あんまり近くに座られたんで、ムッとしちゃいました。"待合室にいる間" と言う機会がないとなかなか小説が読めない私がいけないのですけどね。
 

昨日の、行きつけの病院での出来事でした。

知り合いがいたら「あ、こんにちは」と笑顔であいさつくらいは出来る私ですが…もうちょっと愛想よくした方がいいかなぁ何て思った昨日です。
インフルエンザの注射、チクッと痛かったなぁ…。
 

では今日も１日の習慣を始めます。小さな一歩・挑戦を試みます。