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時空 解 さんの日記

[2019-1] 
 
2019
1月 22
(火)
09:27
書籍「数術師伝説 木村俊一著」の第1章を読んで…足し算・引き算の意味
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
 
昨日は「数術師伝説 木村俊一著」の第1章を読んでいて、ちょっと面白い事が書いてあったのでご紹介しましょう。
 
第1賞の6節に "足し算をする人々" と言うのが出てくるのですが、ここに興味を持ちました。
興味と言うよりも「数学者も同じようなことを考えているのだなぁ」と言う感覚です。

この6節に出てくる一部分をちょっと書き出してみます。

電車で街に出たら切符が560円した。美術館に入ったら1000円した。レストランで食事をしたら1400円した。グラスを買ったら800円した。それぞれの価格が質的にまったく異なる物であり、これらを全部足した額、3760円にほとんど意味がないことは明らかだろう。560円の切符より930円切符の方が遠くまで行けるし、入場料が2500円の美術館の方が1000円の美術館よりもいい絵が揃っているかもしれない。だが1000円の美術館と560円の電車の切符を比べようとしても、そもそも街に出なければ美術館には入れないのだから、比較そのものが意味を持たない。試験の点数を考えたときと同様の現象が起こっていることがおわかりだろう。しかし気が付いてみると、財布からは現に3760円だけお金が減っている。

うーむ、面白いですね。

みなさんは子供の頃に算数でこんな問題が出たときに、同じようなことを想った事はありませんか?
「みかん3個とメロンを何個か買いました。合計で5個になるとすると、メロンは何個買ったでしょう」
と言うたぐいの問題です。

みかん1個とメロン1個が同等に扱われている事に違和感を、私はよく感じたものです。
まぁこれはみかんは庶民的でいつも家庭にあったものだけど、メロンは高級品だったという時代背景もありますけどね。
 
ともかく算数の足し算を教えるために、こんなふうに物の価値観を無視して同じ1個として扱うことになります。大人になるとこれが当たり前になりますし、世の中全てがそれに同意していますから問題はありませんけどね。

でも引き算に付いては小学生の時に教えられる数値計算が後に悪い影響を与えています。

引き算の計算を、子供の頃はこんな問題で覚えますよ。
「お皿に5個りんごが載っていました。お父さんが何個が食べてしまい、残ったのは3個でした。お父さんは何個りんごを食べたでしょう」
こんな問題で引き算の計算を覚えますから、引き算に "取り去ること" と言うイメージが出来上がります。これって、良くないイメージですよね。

成長するにしたがって、引き算はマイナスと言う記号として扱うようになります。高校の数学では、マイナスはもはや取り去る事ではなく状態の事、属性を表すものと考えた方が良いですよね。でもなかなかこの "取り去ること" と言うイメージが払拭されないものですよね。
 
では今日も1日の習慣を始めます。小さな一歩・挑戦を試みます。

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「小さな習慣 ( 良い習慣化計画 ) 」の実施状況
★ 習慣作りのための、小さな課題 ☆ 実施状況
 斜め懸垂1回 (ボルダリングの体力獲得)  
学習の気分転換

  グリップ40回、腕立て20回、腹筋20回、斜め懸垂7回

 そろばんの練習5問 (暗算の獲得)  
数学の学習前

  加減算 1~100の足し算 1回、1~100の引き算 1回

  乗算 せず

 数学の問題 1問 (物理学の数式の理解力の獲得)  
90分

 チャート式 数学 白II+B:できず  

 チャート式 数学 青I+A:〇2 (p311)  

 数学の答え合わせは後でまとめてやる:〇  

 1.5時間 机から離れず、パソコンの画面も見ずに数学の学習に取り組む:×  

 規則正しい生活  
 基本習慣

  昨日・夜食は、食パン1枚とノンカフェインドリンクを楽しむ:〇

 昨日・寝床に入った時間:23時40分

 今朝・7時に布団から出る:7時23分

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