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時空 解 さんの日記

 
2015
10月 25
(日)
23:10
研修会の予習、「条件反射制御法」その1
本文

みなさん、こんにちは。
来る11月25日(水曜日) に竹内成彦先生の講習会(グループカウンセリング)に参加する予定です。その講習会の内容が「条件反射制御法」と言う書籍の内容と関連がありますので、予習を進めているところです。第4章まで読み進みました。

第1章 ◇ 望まない神経活動が再現する者の抱える問題
第2章 ◇ パヴロフによる動物の行動と反射に関する理論
第3章 ◇ 望まない神経活動が再現するメカニズム
第4章 ◇ 進化と条件反射

この四つの章のうち、第1章から第3章は関連性がつよく、人間を含む動物の外界からの刺激に対する反応、すなわち反射運動(第一信号系と第二信号系反射網)に付いて書かれている内容です。そして第一信号系(先天的反射連鎖と後天的反射連鎖)と第二信号系反射網(思考)を明確に分けて人間の衝動を分析します。この考え方が書籍の特筆すべて点です。一般的には第一信号系(先天的反射連鎖と後天的反射連鎖)と第二信号系反射網(思考)を明確に分けて人の反射行動を分析する考え方は浸透していないのだそうです。パヴロフは既に明確に分けて考えていたそうですが…。しかし一般的にはこの明確に分けて考える事が世に浸透していないのだそうです。2つは明確に区別して、人の衝動、反射行動を考えるべきなのだそうです。
第4章では、人間特有の第二信号系反射網(思考)について「獲得形質も少なからず遺伝する」と言う考え方が出てきます。この考え方も書籍の特筆すべき2つ目の考え方です。しかし、この「獲得形質も遺伝する」と言う考え方は、遺伝子学者としては少数派の考え方なのだそうです。しかし「獲得形質も遺伝する」として考えなければ、どうして人は死を伴う薬物摂取を続けてしまうのかが説明できなくなる、と本書は述べています。獲得形質と死を伴う薬物摂取継続の関連に付いては、少し分かり難いところがありました。説明が不足していると感じます。第一章から第3章にかけての説明は明確であるだけに、この第4章のそれは、大雑把さが目立ってしまう印象を持ちました。

第1章~第4章までの内容は上記のようにまとめる事ができると思います。この後がとても楽しみですが、今日はこの辺にしておきます。
ではまた。


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