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時空 解 さんの日記

 
2021
10月 19
(火)
10:39
「歴史をかえた物理実験」を読んでいます
本文
みなさんこんにちは。時空 解です。

今日の朝は、また急用が入ってしまって数学の学習をする時間が取られてしまいました。汗

ファインマン物理学の整理のほうも滞ってしまっています。なにせファインマン物理学の内容は、こうしてみるととても濃いです。
流石に大学の授業だけあって、高校で習う数学力が身に付いていないと、なかなかね。

自然現象を数式に置き換えるセンスがないといけない訳ですから…物理学は数学の上に成り立っているイメージが、どんどんと強くなる気分です。

さて、そんな中、一冊の本に出会いました。
・歴史をかえた物理実験

これはなかなか面白い本です。過去に行われた歴史的な実験が、実のところどんな風に行われたのかが書かれた書籍です。
あの有名な
マイケルソン・モーレーの実験
の詳細も載っているんです。

いやはや、大変に時間と労力をかけて実験しているんですよね。それに数年に渡って試行錯誤を繰り返し、実験場の周りの環境 (自動車から来る振動とか温度) にも影響されて、とても苦労しているのが分かります。
それのこの実験は「光を伝える媒体、エーテルの検出」が目的だったわけで…

このエーテルが絶対静止の媒体なのか、それとも地球が太陽を周っていることに引きずられるために、地球上では静止しているように見えるのか?
その判別についても、実験を行っていますね。ゾフィーの随伴係数の測定を前提にして、エーテルが水の動きにどれくらい引きずられるかを実験によって確かめています。
結果は引きずられない、と出たのです。(誤差の範囲ない)

うーむ…有名な「マイケルソン・モーレーの実験」の前に、このような前段階の実験をしていたなんてね。なんだか感動します。しかも推測理論値と実験で出て来た実測の結果値との差。それを誤差と見なすか、実際に理論値が間違っているのかの判別…。

いやはや、「マイケルソン・モーレーの実験」は、光の干渉を利用するところが凄いと想っていたのですが…もっと奥が深いですね。光の干渉を利用することを思い付けば出来る実験ではないことがわかりました。( ^^;

では今日も休日を始めています。休日の充実こそ、人生の充実です。また夜お会いできるよう、努力しています。

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