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時空 解 さんの日記

カテゴリー [物理] 
 
2021
11月 6
(土)
09:36
ファインマン物理学 第1巻 第7章 万有引力の理論 7-2 ケプラーの法則、7-3 力学の発展
本文
皆さんこんにちは、時空 解です。

今日は節を2つまとめて整理します。それぞれの節が短いことと、ポイントが明確なので整理がし易かったです。
では一緒に見て行きましょう。
 

第7章 万有引力の理論 7-2 ケプラーの法則
・ケプラーの法則というのは次の三つである。
   I 惑星は太陽を焦点とする楕円にそって太陽のまわりを公転している。
   II 太陽から惑星にひいた動径は、同じ時間の間には同じ面積をおおう。
   III 任意の二つの惑星の周期の自乗は、おのおのの軌道の長半径の3乗に比例する:$ T \propto a^{3/2} $

第7章 万有引力の理論 7-3 力学の発展
・ケプラーがこれらの法則 (上記3つの法則) を発見していたころ、一方ではガリレオが運動の法則を研究していた。問題は、惑星は何によって運動するのか、ということであった。
・ガリレオは、運動についてある一つの非常に著しいことを発見したのだが、それなくしては、これらの法則を理解することはできない。それは慣性の法則である。
あるものが運動しているとして、それに接触しているものもなく、また外界からの影響も全くないとすると、このものは永久に運動し、直線に沿って一様な速さで動きつづけるというのである。
・ニュートンはこの考えをいいかえて、一つの物体の運動のようすを変える唯一の方法は、力をはたらかすことであるとした。
 

この2つの節のポイントは、ケプラーの3つの法則と、慣性の法則に他なりませんよね。
特に慣性の法則を認識しなければ、惑星の運動を単純な形で捉えることはできません。と言うのも、惑星がどうして楕円軌道を描きながら動き続けるのかが分からなくなります。この点を、「7-3 力学の発展」の節では強調してあります。

惑星が太陽に向かって、いわば "落ちている" 状態であることは引力として分かりますが、どうして楕円軌道を描いて動き続けるのでしょう?

慣性の法則をまだ認識していなかった時代の人たちに取っては、惑星が軌道に沿って動く理由は
「天使が後ろから羽ばたいているから」
と言うようなものだったそうです。( ^^;

天使が、ケプラー、ガリレオ、そしてニュートンをへて物理学へと代わったのは面白いですよね。

では今日も1日の習慣を始めてます。小さな一歩・挑戦を試みています。

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