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時空 解 さんの日記

 
2022
1月 13
(木)
10:11
ファインマン物理学 第1巻 第7章 万有引力の理論 7-6 キャベンディッシュの実験
本文
皆さんこんにちは、時空 解です。

今日も「ファインマン物理学」の整理をやりたいと思います。昨日の続きの節 "キャベンディッシュの実験" に進みます。
 

第7章 万有引力の理論 7-6 キャベンディッシュの実験

・いかなる二つの物体の間にも力がはたらくというのならば、我々の身近にあるものの間にも引力がはたらき、それを測ることができるはずである。ナマリのタマと大理石とをもってくれば、大理石がナマリのタマの方にひきつけられるのが観測されないはずはない。

この観測はキャベンディッシュによってはじめておこなわれ、引力の力の強さが求められた。そしてこの力が距離の自乗に逆比例することが証明された。
このようにして、次の式
$ \displaystyle F = G \frac{ mm' }{ r^2 } $
における係数 $ G $ の値が精確に求められた。


・我々はキャベンディッシュの実験から $ G $ がわかり、また地球の引力の強さがわかれば、地球の質量の大きさが間接にわかるのである!

・$ G = 6.670 × 10^{-11} $ ニュートン・$ m^2/kg^2 $

・引力の理論の大成功は、科学の歴史に実に重大な影響を及ぼした。このことによって、自然界における他の現象にも、またこのような美しく簡単な法則があるだろうという期待がもたらされたからである。
 


キャベンディッシュの実験から $ G $ が分かって、これを
$ \displaystyle F = G \frac{ mm' }{ r^2 } $
を使って地球の質量、重さが計算できたんですね。

万有引力の法則がいかに人類の科学史に重大な影響をもたらしたのか、改めて感じた次第です。

では今日も前向きに日々を過ごしています。
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