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時空 解 さんの日記

[2022-1] 
 
2022
1月 18
(火)
10:28
ファインマン物理学 第1巻 第7章 万有引力の理論 7-8 引力と相対性理論
本文
皆さんこんにちは、時空 解です。

今日は「ファインマン物理学 第1巻 第7章」の最後の節を整理したいと思います。

まぁ整理と言っても、ここの節はアインシュタインの相対性理論の紹介のような節ですから短いです。書籍の1ページ分しかありません。
ですが、内容はとても濃いように想えます。
ニュートンの引力の法則がアインシュタインの相対性理論になるには、いったい何について考え、どうものの見方が変わったのか…そんなことをかいつまんで解説しています。
では一緒にみて行きましょう。
 

第7章 万有引力の理論 7-8 引力と相対性理論
・ニュートンの引力の法則がアインシュタインによって修正されたということである。ニュートンの引力の法則は、実に目をみはらせるようなものであったが、それにもかかわらずそれは正しくなかったのである!
・ニュートンによると、引力の影響は瞬間的に生ずる。すなわち、一つの物体を動かすと、それが新しい位置に来るので、ただちにその新しい力を感ずるということになる。

このような方法によれば、無限大の速さで信号を送ることができる。

・アインシュタインの理論によると、光よりも速く信号を送ることはできない。この信号のおくれを考えに入れて修正すると、アインシュタインの新しい引力の法則になる。

この新しい法則でわかりやすい面はこういうことである:エネルギーをもっているものはすべて質量 - 引力をうけるという意味における質量 - をもっている。
光でさえも、エネルギーをもっているので、"質量" をもっている。

・近年、すべての物は小さい粒子からできていること、また核力などいろいろの相互作用がその間にあることが発見された。

しかしこれらの核力も電気の力も、これまでのところ、引力を説明するまでに至っていない。
スケールが小さくて量子的効果を考える必要があるくらいになると、引力のはたらきも非常に小さく、引力の量子論というものは、まだ発展していない。

・ニュートンの法則が修正されてアインシュタインの法則になったものが、さらに不確定性原理とも協調するように修正されうるかどうか、物理理論の統一性という点からみて、このことを考えるのは重要なことである。しかしこの修正はまだ完成されていない。


さて、これで第7章の整理が終わりました。次は「8章:運動」に進んで行く予定です。

でも…
平行して「ファインマン物理学問題集」にも目を通して行くのもイイのではないかと思っています。
今回の "ファインマン物理学、第7章" までの内容は「ファインマン物理学問題集1」の第3章までに該当しているようです。

せっかくファインマン物理学問題集も手元にありますので、ブログネタにしてゆきたいと思っています。

では今日も前向きに日々を過ごしています。

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