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時空 解 さんの日記

 
2018
12月 5
(水)
15:07
映画館に行ってきました。「この類のハートフル作品は…」なんて感想もありますが…
本文
皆さんこんにちは、時空 解です。
 
映画館から帰ってきました。「コーヒーが冷めないうちに」を観てまいりましたよ。
 
いい指定席が取れるようにと、早めに家を出てイオンシネマ岡崎に向かったのですが…入場チケットを購入したのが9時10分と言う、上映時間10分前の時間だったにも関わらず…私が初めての購入客。汗
指定席は完全に好きな場所を選ぶことができました。家からイオンシネマに向かう途中、焦る必要なかった。
でもあんなに空いているとねぇ…なんじゃそれゃぁ…って感じです。
この前「寄生獣」を映画館で観た時にも、先客は3人くらいだったと記憶しているけど…いやはや時代は変わったものですね。
上映直前に、やっと一組のご夫婦が入ってきて、館内は3人でした。
 
ま、それはともかく…。

原作を読んでいただけに、劇場版のストーリーは…うーむ、独身オヤジにはキツイかな?( 笑 )
 
ラストがねェ…。映画を観に行かれた方ならお分かりでしょうが、50歳過ぎの、しかも未婚に独身男性に取っては
「なんじゃそりゃぁーーー~~っ…」
てな感想です。
ハートフルと言えばハートフルですが、フルフル過ぎてこう言いたい!
 
この「コーヒーが冷めないうちに」は、決して未婚オヤジは観ないでください…なんてね。
( by "決してひとりでは見ないでください" のもじりのつもりです…オヤジ臭いですけどね にっ )
 
ま、冗談はともかく…。
 
「コーヒーが冷めないうちに」の原作と劇場版ストーリーの一番の違いは、やっぱり席に座る幽霊でしょう。なるほど劇場版もよく出来ています。でも原作の、結局は幽霊の役割を明確にしないところが、読者の想像力の受け皿となっていて良いなぁ、と言う見方ができます。
作者の川口俊和さんにもそんな狙い・考えがあったのではないかなぁ…それとも
「ま、謎解きしなくても、読者が想像してくれるだろう、タイムトラベルの話だし。読者が謎を好きに意味付けして作品に奥行きがでる」
と言うノリなのかも知れませんが、両方の想いが相まって、小説を書きあげられたのだろうなぁ…と想像してしまいました。
 
ともかく、映画館に行ってこの映画を観て良かったなぁと言う感想です。家に帰って来て、映画の製作秘話にも興味がでました。作者の幽霊と言う設定と、劇場版への想いは?と言う点です。

それで調べてみたら公式ホームページにこんな事が載っていました。

・「コーヒーが冷めないうちに」プロダクションノート 企画の成り立ち

( 前略 )
川口は自作の映画化を長年夢見ていたとのことで、快く了承。そして2017年に続編となる「この嘘がばれないうちに」が発売され、その要素も交えた映画化を検討。映画版の主人公を【時田数】にすることを決定し、オムニバス形式の物語に1本の太い筋を通していくことを念頭に、シナリオ開発の準備が進められていく。
( 後略 )

まぁ、幽霊の扱いについては明記されていませんが、皆さんはどう思われますか?

とにかく物語を造ること、映画を製作すること、この楽しみを感じた次第です。
今日は12月とは思えない程の暖かな日ですね。なんか10月にタイム・スリップしているような…

ではまた明日…。

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