皆さん、おはようございます。時空 解です。
 

昨日は元日と言うことで、のんびりと過ごしました。
仕事も早く終わり、夕方の６時には家に帰ってきたんですよね。
コタツに入ってみかんでも食べながらのんびりとテレビを観る…なんてのも良かったのですが、いざテレビを点けてみたところ特番ばかり…。
「芸能人格付けチェック」をしばらく観ていたのですが、どうにも退屈になってしまいました。
 

と言う事で、去年から時間があったら観ようと思っていた DVD「イミテーション・ゲーム」を観る事にしました。



これはアラン・チューリングが第二次世界大戦中にドイツ軍の暗号を解読する映画です。
ドイツ軍の暗号、それにはエニグマと言う名前がついています。有名ですよね。
 

「芸能人格付けチェック」を中断して、こんな映画を再生したら母が怒るかなぁ…なんて想いつつ、強引に
「特番は詰まらないから、この映画観るでね」
と言って DVD を再生。
 

「なんだん、こりゃあ」
と最初は不服そうにしていた母でしたので、暫くして直ぐに夢中になって行く様子でした。
 

ええっ？母がこんな映画を観るの？　謎だ！この謎はエニグマより難解だ！
　…なんて詰らないことをチラッと想いながらも、私も映画に夢中になって行った次第です。

面白かったですねぇ「イミテーション・ゲーム」

アラン・チューリングと言う天才数学者は人工知能の研究をしていた人だとは知っていたのですが…エニグマと言う暗号を解く時にこれほどの偉業を達成していた人だったとは知りませんでした。
実際に、2009年9月10日、イギリスの第７４代首相ゴードン・ブラウンが、戦後のイギリス政府によるチューリングへの扱いについて、公式に謝罪しています。

戦争当時はアラン・チューリングの偉業は世に知らされなかったし、彼の性癖に対して、偏見があったのですよね。
この映画を観る事で、改めてチューリングの偉大さを知る事が出来ます。
大変な時代、それでも天才はやはり天の才を発揮するんですね。素晴らしい集中力です。まぁ軽度のアスペルガーだったのでは…と言う事ですけどね。
困難からも逃げたりはしないんですね。
 

では今日も休日を始めます。休日の充実こそ、人生の充実です。