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時空 解 さんの日記

 
2015
10月 20
(火)
10:40
「感覚とは何なのか?」
本文
みなさん、こんにちは。
存在と感覚に付いて、それなりの関係性に想いをはせていた私ですが、同じような考え方をしていた人を見つけました。ジョージ・バークリー(George Berkeley, 1685年3月12日 - 1753年1月14日)と言う人で、主著に『人知原理論』と言うのがあるそうです。バークリーの考え方をちょっと読んでみたところ、この人ならばアインシュタインが言った「だれも見ていないときには月は存在しないのか」と言う問いに即答で「はい、存在していません」と答えたかも知れません。
バークリーはジョン・ロックの「人間の知識の対象はすべて観念」から考えを出発して、「存在することは知覚されることである」と言いっているそうですが、その考え方には矛盾があり、彼自身もその矛盾を自覚していたそうです。このバークリーはアイザック・ニュートン(英: Isaac Newton、ユリウス暦: 1642年12月25日 - 1727年3月20日、グレゴリオ暦: 1643年1月4日 - 1727年3月31日[注 1])よりも40年以上後年に生まれていますが、この時代はまだまだ宗教的な考え方も蔓延していたことでしょう。
「存在することは知覚されることである」と言うのは、今では古臭い思想なのかもしれません。しかし捨てがたい考え方だと私は思っています。物質の存在の根源を考えるとき、知覚がどのように関連するのかは、それなりに探求する必要があるでしょう。そんな探求をした方はきっとどこかにいるはずです。認知と言うものもありますが、それはどうも物質との関連を考えるものから少し外れています。
どこかに存在と感覚に付いて突きつめた先人はいないものでしょうかね。
では今日はこの辺で。

 
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