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時空 解 さんの日記

 
2019
6月 1
(土)
10:20
マスペディア 189~191 - ユークリッド原論と言う知性のお手本
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
 
人が集まると十人十色と言われるように、1つの事を観察してもいろいろな解釈・考え方が出てきます。そんな混沌とした状況において、皆が納得するような1つの説明モデルを提示したのがユークリッド原論なのでしょう。マスペディアのトピック 189 から 191 番目、3つを読んでいてそう思いました。

3つのトピックの表題は、それぞれ
 
・189番目:角度
・190番目:平行線
・191番目:直角
 
となっています。
 
上記の3つの事柄は、通常では図示しただけの方がむしろ分かり易いくらいです。図を見れば直感的に分かることです。わざわざトピックとして話題にする必要なんて無いように感じます。でも幾何学についてこれから説明をして行こうと考えた場合、10人全員に納得して貰うための準備としては効果的でしょう。
 
ちょっと大げさな話をしますが、知性とは一言で言って「分割と組み合わせ」なのだと思います。具体的な1つの良い例がこのユーグリッド原論であることは間違いないでしょう。
もう1つ例を挙げるならば、"色" の説明を挙げる事ができるのではないでしょうか。
ニュートン以前の物理学者は世の中に "色" が満ち溢れている理由を説明できませんでした。しかしニュートンのスペクトルの実験以降、その説明が出来るようになった事も有名な話です。この "色" の説明をする時にも「分割と組み合わせ」が使われていますよね。色の種類と言う複数のものから、光の波長と言う一つの概念を取り出したのです。その波長を数個合わせるとこんな色になる…などなど。
( あんまり良い例じゃなかったかな? まぁ我慢して下さい ( ^^;  )

でも、もっと突っ込んで質問するならば「どうして人間の目は三原色と言うものを認識するの?」等、問題はそれほど単純ではありませんけどね。
 
ともかく、10人の人がともに納得できるような説明の仕方として、混沌とした物の中から基準となるものを取り出して (分割) 、それを組み合わせる、と言うやり方があるのだと思う次第です。

ユークリッド原論、素晴らしい!
 
…でもユークリッド原論と言う書籍そのものは、シンプル過ぎて取っつき難いものですけどね。結局は10人が10人、キチンと読みこなせないと思います。内容的には優れた説明モデルなのでしょうけど、読みたくもない名著の代表でもあるかも知れません…。
これもパラドックスと言えるのかなぁ…。うーむ01

おっと おっ


つまらない私の脳の徘徊でした。
ユークリッド原論に付いても1冊、2冊は関連書籍を読んで勉強してみるべきですね。
 
では今日も休日を始めます。休日の充実こそ、人生の充実です。

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