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時空 解 さんの日記

 
2020
1月 30
(木)
09:26
絶対値記号 $ \left|   \right| $ が世に出て来た経緯を垣間見ました
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
 
確か小学生のころだったと思います。初めて算数の授業で絶対値記号と言うものを習いました。
その時の感想と言えば
つまらない記号だなぁ…なんか意味があるのか?
と言うものでしたが…。
 
確かその授業は一学期の期間に行われた授業だったと思います。そう想う理由はちゃんとあって、夏休みの宿題に関係しています。

夏休みのある日、友人三人で家に集まって夏休みの日誌をやっていたんですよね。
その日誌の中に確か数学の問題も有って、絶対値記号を使わないと解けない問題だったんです。それが変な問題だったんですよ。
 
  問題
   $ -5 $ の大きさを表してください。
 
もう小学生の頃の記憶なので正しくはないとおもいますが、こんなような問題だったと思います。

友人2人は
「なんだこれ?」
と、言っていました。問題自体をバカにしていたその様子は、明確に想い出として残っています。
きっと友人2人は一学期に習った絶対値記号のことを全く思い出さなかったのですね。

でも、私は絶対値記号と言う、大きさだけを表すとか言っていた記号を想い出して
「あ、絶対値を使うんじゃないか?」
と、ほぼ叫んだ記憶があります。

友人もそれを聞いて
「あぁそう言う問題か、バカじゃないかぁ~この問題?」
なんて言っていました。
 
絶対値記号に対してはちょっと懐かしい印象を持っている私です。
そんな絶対値に関して、昨日、どんな理由で世に出て来たのかを垣間見るレポート (?) を見付けました。

えっ!おおっ。
 
宮崎大学情報基盤センター:絶対値 矢崎
 
絶対値記号と言うのはこのレポートによると

本文 ワイエルストラスが、複素数 $ a+bi $ に対して、 $ \sqrt{ a^2 + b^2 } $ という値を絶対値と呼び、それを $ \left| a + b i \right| $ と表した

と言うことで世に出て来たんですね。

"表した" と言うところが個人的にはどうにも強引な感じを否めないところです。

でもまぁ、定義として受け入れるしかないのでしょうけどね。
とにかく絶対値はガウス平面上の $ \sqrt{ a^2 + b^2 } $ の値、つまり線分の長さ的な量を表していると思っていいのですかね?!
それで絶対値は必ず非負数 (正の数量 ) なんですね。なんたってそれを表した、決めた (?) のですから…。
 
絶対値記号に関係する先人も下記にご紹介しておきます。
 
今日の話題は、小学生の時のあの夏休みの日の友人にも教えたい内容でした。
 
では今日も1日の習慣を始めます。小さな一歩・挑戦を試みます。

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