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時空 解 さんの日記

 
2020
5月 1
(金)
09:19
マクスウェルの悪魔…昔はパラドックスとして紹介されていたことが今では解明されているんですね
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
 
専門学校に通っていた頃、よく物理学の書籍を読んでいたものです。
今想えばブルーバックス的な書籍ばかりで専門的な数式はあまり出てこない書籍ばかりでしたが。
それでもマクスウェルの悪魔とかシュレディンガーの猫とか、物理学的に面白い話に付いては知っている方だったと思っていました。それにエンタングルメントと言う単語も知っていましたしね。当時はそう呼ばれていたと記憶しています。量子もつれの関係にある2つの粒子のうち一方の状態を観測すると瞬時にもう一方の状態が確定的に判明する、と言う高速を越えて情報が伝わる現象です。(今では EPR相関 と言うようです)
 
当時は物理学の最先端を知っているつもりだったんですけどね。気が付いたら、あれから40年近く月日が経っています…。うーむ01

昨日、マクスウェルの悪魔についての情報を知りました。えっ!
私が二十代だった当時はパラドックスとして知られていたことが、今では解明されているなんて驚きです。

 
・物理学の根幹を揺るがす思考実験(マクスウェルの悪魔)
 


マクスウェルの悪魔について語るとき、シラードのエンジンというものも欠かせないことを今になって知った次第です。

シラードのエンジン…

驚くことにエントロピーと情報を得ると言うことに深いつながりがあることを示しているのです。Wikipedia からの下記の文章を示します。
マクスウェルの悪魔#解決までの道のり:解決までの道のり

シラードの洞察は、元々気体運動に対して構築された概念であるエントロピーと、情報を得るということ、もしくは知識をもつということの間に深いつながりがあることを示し、また、ボルツマン定数とは実は情報量の単位と物理学の単位を変換する比例定数であることを明らかにした。
びっくりです。
それにシュレディンガーの猫や EPR相関 がマクスウェルの悪魔と根本では繋がっていることをしりました。
それがエヴェレットの多世界解釈などの研究に繋がっているようです。うーむ01

物理学は私が20代の頃と比べると進んでいます。まぁ当たり前なのですが…。
ヒッグス粒子の発見や宇宙加速膨張などは氷山の一角なんですね。もっと情報に敏感にならないとね。

 
では今日も休日を始めます。休日の充実こそ、人生の充実です。
 
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