時空 解 さんの日記
2020
5月
10
(日)
09:13
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
やっと互除法の証明が納得できました。4月の15日に理解したつもりだったんですけとね。
・数学の "証明" って、何?
・数学の "証明" って、何?
でも理解した証明を想い出して記述してみようと試みましたが、できず仕舞い…。
やっぱり自分の物にはなっていません。
やっぱり自分の物にはなっていません。
どうして互除法の証明にこだわっているのかと申しますと、ガロアの群論を理解しようと思って読み始めた書籍:「ガロア理論の頂を踏む」の冒頭部分に、この互除法の証明が載っているのです。(もちろんネット上にも多々あります) ですからガロアが築いた群論を理解するにはどうしても明確に理解したい気持ちがあるんですよね。でも未だに四苦八苦しているところです。手ごわいです、互除法を理解するのって。
なにが一番難しいかと言えば、きっと最初に仮定している「2つの最大公約数」 $ g $ と $ h $ の大小関係が $ g = h $ と解釈できるその理由でしょう。
今一度 証明を書籍:「ガロア理論の頂を踏む」から引用してみましょう。
今一度 証明を書籍:「ガロア理論の頂を踏む」から引用してみましょう。
証明
$ (a,~b) = g, (b,~r) = h $ とおいて、実は $ g = h $ であることを示しましよう。
$ a,b $ は $ g $ の倍数なので、自然数 $ a',b' $ を用いて、
$ a = a'g,~b = b'g …(1) $
と書くことができます。
$ a $ を $ b $ で割った商を $ q $ とします。余りが $ r $ ですから、
$ a = qb + r …(2) $ これより、$ r = a - qb $
これに $ (1) $ を代入して、$ r = a'g - qb'g = (a' - qb')g $
となり $ r $ も $ g $ を約数として持ちます。もともと $ b $ は $ g $ を約数として持ちますから、$ g $ は $ b $ と $ r $ の公約数です。公約数は最大公約数以下ですから、
$ g \leqq h $ です。
また、$b, r $ は $ h $ の倍数なので、自然数 $ c', r' $ を用いて、
$ b = c'h, r = r'h $
と書くことができます。$ (2) $ にこれを代入して、
$ a = qb + r = qc'h + r'h = (qc' + r')h $
$ a $ は $ h $ を約数に持ちます。$ b $ はもともと $ h $ を約数に持ちますから、$ h $ は $ a $ と $ b $ の公約数です。公約数は最大公約数以下なので、$ g \geqq h $ です。
$ g \leqq h $ かつ $ g \geqq h $ が示されたので、$ g = h $ です。
(証明終わり)
これを明確に理解するには下記の図が助けになるでしょう。参考にしてみて下さい。
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