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時空 解 さんの日記

 
2021
3月 26
(金)
09:54
リーゼ・マイトナーと言う女性物理学者
本文
皆さんこんにちは、時空 解です。

昨日の夜は、数学検定の学習に一区切りついた (数列) ので、読み掛けていた書籍を読んでいました。「フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔」です。

第4章:私生活
第5章:第二次大戦と原子爆弾

第4章の私生活から感じるのは、題名の副題になっている "人間のフリをした悪魔" とはずいぶんと違うイメージですね。かなりの紳士だったようすです。それに物理学のそうそうたるメンバーたちと関りを持っていたことを知りました。アインシュタインやディラック、そしてボーア。数学者に付いてもヒルベルトやゲーデルとかかわりが有ったんですね。

うーむ…自分は無知だなぁ…

それに原子爆弾の原理である核分裂現象を明確にした物理学者が、女性物理学者のリーゼ・マイトナーだったと言うことも初めてしりました。きっとこんな情報は東大王の方達ならば全員が知っていることなんでしょうけどね。第二次世界大戦の原爆に関する歴史的なことなんですから。

と言うことで、ノイマンもさることながら、リーゼ・マイトナーと言う女性物理学者の名前と、核分裂に関することも覚えておこうと想いました。

リーゼ・マイトナー

以下、Wikipedia からの抜粋です。リーゼ・マイトナーが核分裂の理論を生み出す経緯についての記述です。

1938年12月、マイトナーはハーンから、この放射性物質はラジウムではなくバリウムではないかという手紙を受け取った。ウランがバリウム(原子番号56)のような小さな原子番号の元素に変化するということは当時ほとんどの科学者は考えていなかった[77]。マイトナーはこの実験結果について考え、そして、原子核を水滴に似たものとして記述する、ボーアにより拡張された液滴模型を適用すれば説明がつくことに気付いた。つまり、原子核に中性子の衝突という力が加わることで、水滴が2つに分かれるように原子核が2つのかたまりに分かれることもあり得る。しかも、水滴の場合は表面張力が分割に対する抵抗力となるが、原子核の場合は陽子による電荷があるため、それが表面張力に打ち勝つ力を持っている。
さらに計算の結果、このような形で原子核が分裂するときには、200MeVという大きなエネルギーが発生することが分かった。一方で、ウランが分裂してできた2つの原子核の質量は、合計すると、元のウランの質量よりも陽子の5分の1だけ軽いという計算結果も得られた。この質量を、相対性理論から導き出される式 E = mc2 に当てはめると、ちょうど200MeVとなる。こうして、核分裂の理論は生み出された[78]。その後この理論はボーアらにより、アメリカをはじめとしてたちまち世界中に広まっていった。


こんなに素晴らしい物理学者なんだから、もしかしたら書籍も出版されていそうですね…

と言うことで調べてみたら、やっぱりありました。

二冊もありますね。汗

そのうちの最近の出版物は下記です。
・リーゼ・マイトナー―嵐の時代を生き抜いた女性科学者

うーむ…読みたくなってしまいます…でも、数検が先だし、まだ読み掛けの書籍もあるし…。

では今日も1日の習慣を始めてます。小さな一歩・挑戦を試みています。
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