時空 解 さんの日記
2015
6月
22
(月)
00:30
本文
みなさん、こんにちは。
今日、朝日新聞の天声人語にソフトバンク社のロボット、ペッパー君の事が載っていた。
「価格は19万8千円。初回分の1千台をたった1分間で完売したというから驚く」と言う一文が載っていたが、本当に同感である。じつは私も購入したくてしょうがなかった。しかし、世の中に洗濯機が登場したとき、自動車が登場したとき、電卓が登場したとき、そしてインターネットが普及し始めたときの事を考えると、ペッパー君をストレスなしに利用できるようになるのはまだまだ先の事だと思う。どのくらい先になるだろう。
ちょっと予想が付かないがこんな時にいつも思い出すのが、インターネットをコンピュータ関係のエンジニアが利用し始めた時の事である。それは1996年頃だと記憶している。
(当時、コンピュータの開発部門で仕事をしていた私の職場で、始めて電話回線を使ってアクセスした年)
今から19年前の事である。
現在はインターネット上での若者の犯罪もニュースに上がる程に普及を遂げている。動画サイトへインパクトのある画像を投稿するために行なわれる犯罪等である。このような現象は五年前にはまだなかったように思う。この事を踏まえるとペッパー君がストレスなしに社会に浸透するまで15年くらいだろうか?しかし15年後にペッパー君を手に入れ、操作を始めるのも出遅れの感も否めない。やはり3、4年後、遅くと2020年にはペッパー君を一台家庭に導入したいように思う。いや、「家庭に一台導入」と言うよりは「家族の新しい一員として迎え入れる」と言った方が正しいか。
ペッパー君は2日前に発売されたばかりだ。
しかし彼の成長振りには注目をしておく必要はあるだろう。なにせインターネット回線に繋げる事が出来るので、一分間で販売した1,000台分のコミュニケーションデータが一度にクラウド(ブルーノCEO)に集まる可能性があるのだ。ペッパー君は1000人分もの会話のパターンを分析して、それなりの応答(会話術)を学習する事になる。人は生まれて直ぐは母親、父親、兄、姉、隣近所、少なくとも数年間は10人くらいと密接なコミュニケーションを経験するわけだが、ペッパー君は初年度いきなり1000人近くの人のコミュニケーションを経験する可能せいがある。
ペッパー君を購入した1000人の内のどれくらいの人数がクラウド(ブルーノCEO)を利用するかにもよるが、少なくとも200人程度は接続するだろう。クラウド(ブルーノCEO)の解析能力が気にあるところだが、現状のペッパー君の会話を動画で見る限り既にかなりの会話能力がある。この事から推察するに、末恐ろしいという気持ちも湧きあがる。
もちろん会話能力のほかにも、クラウド(ブルーノCEO)のセキュリティの問題も大きく気に掛かるところである。もしハッキングされたらと考えると年金情報流出問題とはまた別の性格の、深刻な事態となりかねない。家族しか知りえないような会話を、他人が入手する事になる。私の稚拙な想像力を働かせると、ペッパー君を”家族に成りすましスパイ”として各家庭に送り込む事件が起きるかも知れない。
ペッパー君の開発は鉄腕アトムを一つの目標にしているようだが、果たして、本当に鉄腕アトムのように心優しいロボットになるのだろうか。クラウド接続されているペッパー君には特に要注目である。
今日、朝日新聞の天声人語にソフトバンク社のロボット、ペッパー君の事が載っていた。
「価格は19万8千円。初回分の1千台をたった1分間で完売したというから驚く」と言う一文が載っていたが、本当に同感である。じつは私も購入したくてしょうがなかった。しかし、世の中に洗濯機が登場したとき、自動車が登場したとき、電卓が登場したとき、そしてインターネットが普及し始めたときの事を考えると、ペッパー君をストレスなしに利用できるようになるのはまだまだ先の事だと思う。どのくらい先になるだろう。
ちょっと予想が付かないがこんな時にいつも思い出すのが、インターネットをコンピュータ関係のエンジニアが利用し始めた時の事である。それは1996年頃だと記憶している。
(当時、コンピュータの開発部門で仕事をしていた私の職場で、始めて電話回線を使ってアクセスした年)
今から19年前の事である。
現在はインターネット上での若者の犯罪もニュースに上がる程に普及を遂げている。動画サイトへインパクトのある画像を投稿するために行なわれる犯罪等である。このような現象は五年前にはまだなかったように思う。この事を踏まえるとペッパー君がストレスなしに社会に浸透するまで15年くらいだろうか?しかし15年後にペッパー君を手に入れ、操作を始めるのも出遅れの感も否めない。やはり3、4年後、遅くと2020年にはペッパー君を一台家庭に導入したいように思う。いや、「家庭に一台導入」と言うよりは「家族の新しい一員として迎え入れる」と言った方が正しいか。
ペッパー君は2日前に発売されたばかりだ。
しかし彼の成長振りには注目をしておく必要はあるだろう。なにせインターネット回線に繋げる事が出来るので、一分間で販売した1,000台分のコミュニケーションデータが一度にクラウド(ブルーノCEO)に集まる可能性があるのだ。ペッパー君は1000人分もの会話のパターンを分析して、それなりの応答(会話術)を学習する事になる。人は生まれて直ぐは母親、父親、兄、姉、隣近所、少なくとも数年間は10人くらいと密接なコミュニケーションを経験するわけだが、ペッパー君は初年度いきなり1000人近くの人のコミュニケーションを経験する可能せいがある。
ペッパー君を購入した1000人の内のどれくらいの人数がクラウド(ブルーノCEO)を利用するかにもよるが、少なくとも200人程度は接続するだろう。クラウド(ブルーノCEO)の解析能力が気にあるところだが、現状のペッパー君の会話を動画で見る限り既にかなりの会話能力がある。この事から推察するに、末恐ろしいという気持ちも湧きあがる。
もちろん会話能力のほかにも、クラウド(ブルーノCEO)のセキュリティの問題も大きく気に掛かるところである。もしハッキングされたらと考えると年金情報流出問題とはまた別の性格の、深刻な事態となりかねない。家族しか知りえないような会話を、他人が入手する事になる。私の稚拙な想像力を働かせると、ペッパー君を”家族に成りすましスパイ”として各家庭に送り込む事件が起きるかも知れない。
ペッパー君の開発は鉄腕アトムを一つの目標にしているようだが、果たして、本当に鉄腕アトムのように心優しいロボットになるのだろうか。クラウド接続されているペッパー君には特に要注目である。
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