Processing math: 100%
Home  >  ブログ  >  時空 解  >  数学検定  >  こんな問題、どう思われます?強引に「点と線の距離」の公式を使って解く問題。

時空 解 さんの日記

 
2021
6月 8
(火)
09:22
こんな問題、どう思われます?強引に「点と線の距離」の公式を使って解く問題。
本文
皆さんこんにちは、時空 解です。

今日の朝、「実用数学技能検定要点整理2級」をやっていたら下記の問題に出くわしました。
p42 応用問題 2次 1
座標平面上の3点 O(0,0), A(0,1), B(2,5) を頂点とする OAB の面積を求めなさい。

うーむ…これを座標平面上に書き込むと右図のようになります。
この三角形の面積と言えば一目瞭然!

底辺を OA と見れば、三角形の高さは 2 ですよね。ですから

(12)÷2=1
です。

しかしこれでは簡単すぎないか?
と思いきや答えをみると…なんだ…こんなややこしい解答の仕方が書いてありました。
 
2点 A, B 間の距離は

AB=(20)2+{5(1)}2=40=210

直線 AB の式は y=3x1 すなわち 3xy1=0 だから、原点 O(0,0)
と直線 AB の距離 d は、

d=|1|32+(1)2=110=1010

よって面積は、12×AB×d=12×210×1010=1

答え 1

数学検定の2級2次を受検している時に、この「p42 応用問題 2次 1」のような問題に出くわしたら、上記のように解答しないと1点貰えないのでしょうか?
 
座標平面上の図を示して

底辺を OA と見れば、三角形の高さは 2
従って三角形の面積の公式より

(12)÷2=1

答え 1

とやったら何点貰えるのでしょう…?

うーむ…うーむ01
でも、これは三角形の1辺が座標軸に平行だからできる計算です。実際の数学検定2級2次の出題は、3辺すべてが座標軸と平行でない場合を出してくるのでしょう。

では今日も1日の習慣を始めてます。小さな一歩・挑戦を試みています。
閲覧(6847)
コメントを書く
コメントを書くにはログインが必要です。
メインメニュー
ログイン
ユーザー名:

パスワード:



日記投稿者リスト
カレンダー
月表示
カテゴリー
にほんブログ村リンク