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時空 解 さんの日記

 
2021
10月 30
(土)
09:41
数学の学習スピードが遅いのは、自分のクセのせい
本文
皆さんこんにちは、時空 解です。

初見の問題は、確かに時間が掛かっても仕方がないかも知れません。
でも、初見の問題に対しても
「これは解法がわからないなぁ」
と、方向性さえも分からなかったのなら、その時点で直ぐに答えを見て、解法を理解することに進んだ方がいいですよね。

でも、今までの私はこの時点で、納得のできる考え方を自分なりに探す方向へと進んでしまっていました。
これって無駄です。変なクセですよね。
どうしてこんなクセが付いていたのか自己分析をしてみると、たぶん小学生・中学生時代の数学の先生の教えを変な風に解釈していたのでしょう。

「数学は答えを直ぐに見ないで、考えなさい。考えることが数学力を鍛えます」
とか何とか。
特に小学生の時には良く言われますよ。

これって、数学の醍醐味を味わう時の姿勢…とでも言ったほうがいいかもしれません。
大学受験や検定試験のための学習法としてはあまり適切ではないでしょう。

数学の醍醐味を味わうのなら、例えばリーマン予想など、答えが無い問題などは結構な題材です。
でも数学の教科書に載っている「基本問題」なんてのは考えても意味のない場合が多いですよね。
例) ベクトルの基本問題 ( 「実用数学技能検定要点整理」2級 p140 テストより )
$ \vec{ a } = (2,~4) ,~~\vec{ b } = (3,~-2) $ について、$ \left| \vec{ a } - \vec{ b } \right| $ を求めなさい。

答:$ \sqrt{ 37 } $

上記の問題はおよそ  "ベクトルの記法" と "絶対値記号とは何を表すものか" を覚えるための問題と言えます。
考えても分かりません。

考えるとしたら
「こんな記法や約束事を作った先人は、どんな理由でこんな約束事を決めたのだろうか?」
と言った方向性でしかありません。(まぁこれはこれで大切だとも言えますが…)

テスト前の学習時にこんなこと考えたり、明確にしたりしてもね…( ^^;


一度解いた問題を復習する時にも、私は気持ちを初心 (初見) に戻して問題を考え直したりしてました。
「あぁ、そう言えば、この問題はこんな風に考えてハマったなぁ…」
とかね。

解法を思い出すのではなく、問題を解いていた時の自分を思い出しているような感じです。これって小学生の時に授業中に友達にお喋りしていた内容を、大人に成っても想い描いているようなもんです。

バカだなぁ…_| ̄|○ (でも、だからブログが書けるのだ、とも言えますが…)

と言うことで、数学の学習スピードを上げるために、今までのクセを治すべく、下記を心得るように努力したいと思います。

(1) 解法がわからない時には直ぐに答えを見て、考え方を理解する
(2) 理解できたら、その直後に再度問題を解いてみる
   (けっこう私は見落とす内容があるので…)
(3) 復習時に、また解けないと判断できたら、直ぐに読書をするように問題と解法を通して読んでしまう
(4) 復習の仕上げの時にも、解けない問題が有っても気落ちせず、直ぐに (1),(2) を繰り返す
   (どうしてこんなに解けないのか?なんて自己分析は不要)

こんな感じです。

こうして高校数学をまずは自分の物にすることですね。
そうして数学力を身に付けて、いよいよ物理学の問題 (実在の証明) を数学的に正しく思考錯誤出来るようになりたいものです。

では今日も1日の習慣を始めてます。小さな一歩・挑戦を試みています。

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