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時空 解 さんの日記

 
2022
3月 8
(火)
10:22
ここが難しい、割り算の等式と余剰の定理
本文
皆さんこんにちは、時空 解です。

今日も朝から剰余の定理と因数定理のところを学習していました。それで、やっぱり考え方が難しいところがあります。

難しいのは、やっぱり割り算の等式と余剰の定理の関係でしょうか?

難しいポイントとして、右画像に示すように「青チャート式数学II」の基本例題53が参考になると思います。また、この例題に伴う
「ズームUP 余りを求める問題に関しての補足説明」
の部分が役に立つと思います。

右画像に、バックが赤くなっている部分がありますよね。"割り算の等式" と "剰余の定理" が書かれているところです。
割り算の等式 $ A = BQ + R $   ← (割られる式) = (割る式) × (商) + (余り)
       ここで $ R $ (余り) の次数 $ \lt B $ (割る式) の次数‥‥ (A)
剰余の定理  整式 $ P(x) $ を $ x - a $ で割ったときの余りは $ P(a) $

この割り算の等式が曲者だと私は思っています。
明確に意識してこの "割り算の等式" を使わないといけません。すなわち

・$ A = BQ + R $
・$ \displaystyle \frac{ A }{ B } = Q + R $    ( あるいは $ \displaystyle \frac{ A }{ B } = Q … R $ )

上記2つの数式の違いを意識していないと、問題を解いている途中で混乱する、と言う点です。

皆さんは混乱しませんか? ( ^^;   私だけかな… _| ̄|○

例えば基本例題53の問題文にもこう書かれています。

(1) 整式 $ P(x) $ を $ x - 1 $ で割ると余りは $ 5,~~x - 2 $ で割ると余りは $ 7 $ となる。
  このとき、$ P(x) $ を $ x^2 - 3x + 2 $ で割った余りを求めよ。


$ P(x) $ を $ x-1 $ で割る、と書かれているのでそのまま数式にすると
$ \displaystyle \frac{ P(x) }{ x - 1 } = Q(x) + 7 $

と出来ますから、変形すると
$ P(x) = Q(x) \cdot (x - 1) + 7 \cdot (x - 1) $

となるんですよね。

でも割り算の等式は
$ P(x) = Q(x) \cdot (x - 1) + 7 $

として使って行くものです。ここの点が難しい! 

上に示した右画像の下の方には、このポイントを鋭く突いてくる応用が出て来ます。"余りの式のおき方の工夫" と言うところです。
この "余りの式のおき方の工夫" の意味をちゃんと理解出来るか否か…今日はこのことで苦しむと思います。

でも頑張っていますよ。

では今日も1日の習慣を始めてます。小さな一歩・挑戦を試みています。
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