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時空 解 さんの日記

 
2022
9月 28
(水)
09:46
「笑わない数学」第11回:確率論 その3
本文
皆さんこんにちは、時空 解です。

今日も9月21日に放送された「笑わない数学 確率論」について書いてみたいと思います。
この番組の内容は大きく分けて3つになるのですが、今回はその中の最後一つ、3つ目の内容について書いてみます。

3つ目の内容は、なんと! あのアインシュタインにも関係がある話なんです。
特殊相対性理論を発表したのがあの奇跡の年、1905年ですが、その時に「ブラウン運動」に関する論文も発表していますよね。それが確率論と深く結びついているんです。


これは去年の今頃、書籍:ファインマン物理学のなかで出て来た「ランダムウォーク」とも深くかかわっていることで、ブラウン運動の数値化と言うのはとても重要なものでした。
「物理学One Point - 27 ブラウン運動」を、朝から夢中で読んでいました

「笑わない数学」の番組のなかでは、ブラウン運動が金融の株の動きと類似していることから「ブラック・ショールズ方程式」を紹介します。

ブラック・ショールズ方程式の存在は、以前NHK スペシャルの番組
・フランケンシュタインの誘惑E+ #13「ザ・トゥルース 世界を変えた金融工学
を観て知ってはいたのですが、その方程式の成り立ちは全く分かってはいませんでした。

でも今回の「笑わない数学」のなかで、ブラック・ショールズ方程式の成り立ちが紹介されたんです!
うーむ、これには感激しましたね。











アインシュタインがブラウン運動を数式化して、日本の伊藤清さんが「予測できないものを予測する」方法を見付けて数式化し、それをフィシャー・ブラックとマイロン・ショールズが金融に利用できると見抜いた、と言ったぐあいです。

物理学を学ぶ上で、伊藤清さんの書籍、確率論がいかに重要なのかも知りました。第一印象としては…うーむ、日本人ですからね。あまり大した人ではないと思いこんでしましたが、これは大違いでしたね。

今回の「笑わない数学」を視聴して、ランダムウォークさえ未だに理解出来ていない私は、物理学の標準理論を理解するには程遠いことを実感してしまいました。_| ̄|○

でもまぁ数年前の私は「知らぬが仏」状態だったわけで…己を知って来た次第です。
とにかく勉強しないとね。( ^^;

では今日も1日の習慣を始めてます。小さな一歩・挑戦を試みています。
( ブログのコメント欄は 2022-04-16 に閉鎖いたしました )
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