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時空 解 さんの日記

 
2024
1月 13
(土)
08:50
書籍 "宇宙は「もつれ」でできている" から。ボーアの原子モデルの不思議
本文
皆さん こんにちは、時空 解です。

高校の3年生の時に、ボーアの原子モデルのことを授業で知りました。
「ふぅ~ん、原子の内部ってシンプルなんだなぁ…」
と思ったものです。

なにせ、原子核の周りを電子がまわっていて、回る軌道も決まっていると言うモデルでしたからね。
そして軌道の数とか、一番内側の軌道には何個の電子しか入れないとか…

それに、電子が軌道を移動するとエネルギーが出たり入ったり。
そして、原子核の周りをまわっている電子の配列で、それがどの元素なのかが決まってくる。

書籍にはボーアの原子モデルの解説はありません。(上記の内容は、高校時代当時に得た私の記憶です。ご了承ください)
書籍に有るのはボーアの原子モデルに対する当時の有名な物理学者たちの "反応・批評・批判" などです。それも盛り沢山です。

この "反応・批評・批判" がとても刺激的で参考になりますよね。うーむ02

考えてみれば、電子そのものにも電荷があるのですから、それが軌道上を動いていれば電波 (磁場) が発生します。そうするとエネルギーを消費するわけで…どうしてそれが原子核に落ちて行かないのか?

まぁこの答えは以前、どこかで見掛けたことがあります。パウリ曰く
「電子が原子核の周りで定常波となっているので安定している」
と言うものです。

これで私は納得していたのですが…

でも、この書籍によって、どうして電子が一定の周波数のエネルギー量子しか出し入れしないのかが不思議でたまらなくなりました。
ボーアの原子モデルは実験結果を説明するには都合がよいのですけどね。

高校生は、ボーアの原子モデルなどを学習すると、あたかも実在がこのモデルで成り立っている、と言う印象を持ってしまうかもしれません。

でも、現実は逆なんですよ。
まず現実 (実験結果) があって、それを理解・説明する手段として "ボーアの原子モデル" を考えると、ひとまず腑に落ちるのだ、と言うことです。

シュレディンガー方程式もこれと同じです。
まず現実があって、それに見合う方程式として "シュレディンガー方程式" があるわけで、決してこの方程式が実在を作っているわけではありません。

うーむ…今日もまた会社には早出しないといけないのか…
ではこの辺で

では今日も1日の習慣を始めてます。小さな一歩・挑戦を試みています。
☆ "夜にもブログ NOW" (2023年 11月20日 ~ 12月25日) 終了しました。
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