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時空 解 さんの日記

 
2024
7月 28
(日)
13:07
第427回 数学検定2級2次 問題6 (必須) について
本文
皆さん こんにちは、時空 解です。

さて、今日は必須問題に進みます。

第427回 数学検定2級2次 問題6 (必須) 



この問題は2次方程式の判別式を使って解く問題でしょう。こんにちは

まずは
   $ y = \displaystyle \frac{1}{2} x^2 + (k-2)x + k^2 -5k -6 $
の判別式は
   $ D = -k^2 + 6k +16 $

ですから、これが2つの実数解を持つためには $ D \gt 0 $ であればいいですよね。

   $ k^2 - 6k -16 \lt 0 $
   $ (k-8)(k+2) \lt 0 $
             $ \therefore -2 \lt k \lt 8 $  …(a)

つぎに
   $ y = -2x^2 + 4(k+3)x - \displaystyle \frac{5}{2} k^2 -11k -6 $
の判別式は
   $ D' = -k^2 +2k +24 $

ですから、同様に $ D' \gt 0 $

   $ k^2 -2k -24 \lt 0 $
   $ (k-6)(k+4) \lt 0 $
             $ \therefore -4 \lt k \lt 6 $  …(b)

(a), (b) 2つを同時に満たす $ k $ が設問 (1) の求めている答えなので

   設問 (1) の答え: $ -2 \lt k \lt 6 $


この設問 (1) の答えが出せれば、設問 (2) もすぐに答えは出てきます。



気を付けなくてはいけないのが、範囲の区切りのところ。
含むか含まないかをちゃんと不等号で記述しないとね。

   設問 (2) の答え: $ -4 \lt k \leqq -2 $、$ 6 \leqq k \lt 8 $

数直線をちゃんと書けば、間違えずに答えを書くことが出来ると思います。

では今日も休日を始めています。休日の充実こそ、人生の充実です。
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