時空 解 さんの日記
2025
5月
20
(火)
08:52
本文
皆さん こんにちは、時空 解です。
今日は昨日の続きです。問題5の設問 (2) を取り上げます。設問 (1) に付いては昨日のブログを参照してみて下さいね。
まずは問題とその答を右画像に示しておきます。

私なりの設問 (2) の解法を下記に示します。
設問 (2) はマイナスの値が出てきて、模範解答をもらうまでは確信は持てない気がしますね。
とにかく、数学検定の問題の中で
「この問題は解法の過程を記述せずに、答えだけを書いてください。」
と言う問題は、記述自体が長くなって、採点に手こずる問題なんだと思えます。
とくに "検定特有問題" なんかそうですよね。
まぁ時々は "公式に当てはめるだけで答えが出る" と言う問題が ( 設問 (1) とかに ) 出る時もありますけどね…。
これならば手間が掛からないのですが…
今回の問題は、検定中に解くなら後回しにした方が無難でしょう。
では今日も1日の習慣を始めてます。小さな一歩・挑戦を試みています。
(休日は充実した日々によって輝きますよね)
今日は昨日の続きです。問題5の設問 (2) を取り上げます。設問 (1) に付いては昨日のブログを参照してみて下さいね。
まずは問題とその答を右画像に示しておきます。

私なりの設問 (2) の解法を下記に示します。
設問 (2) 解答
求める値を $ x $ として、設問 (2) の問題文より2つの式を立てる。
ただし $ a,~b $ は整数
\begin{eqnarray}
\left\{
\begin{array}{l}
x -2025 = 4a (A) \\
x +4 = 2025b (B) \\
(x \leqq 440)
\end{array}
\right.
\end{eqnarray}
(A) 式は「$ 2025 $ との差が $ 4 $ の倍数」である $ x $ を $ a $ で表した式
(B) 式は「$ 4 $ との和が $ 2025 $ の倍数」である $ x $ を $ b $ で表した式
この (A) と (B) を使って、$ a $ と $ b $ の関係式を導く
$ 4a +2025 = 2025b -4 $
左辺の $ 2025 $ と右辺の $ -4 $ をそれぞれ移行する
$ 4a +4 = 2025b -2025 $ この式を変形すると
$ 4(a+1) = 2025(b-1) $
$ 4 $ と $ 2025 $ は互いに素なので
\begin{eqnarray}
\left\{
\begin{array}{l}
(a+1) = 2025k (K1) \\
(b-1) = 4k (k2)
\end{array}
\right.
\end{eqnarray} とできる。ただし $ k $ は整数
(K1)、(k2) の式より $ a $ と $ b $ の候補が手に入るので、$ x \leqq 440 $ に見合う $ x $ を探る
$ k = 1 $ の時
$ a = 2024,~b = 5 $ を得るが、これから (A)、(B) を使って $ x $ を求めると両式から共に
$ x = 10121 $
となり、これは $ x \leqq 440 $ に適さない。
$ k = 0 $ の時
$ a = -1,~b = 1 $ を得るが、これから (A)、(B) を使って $ x $ を求めると両式から共に
$ x = 2021 $
となり、これも $ x \leqq 440 $ に適さない。
$ k = -1 $ の時
$ a = -2026,~b = -3 $ を得るが、これから (A)、(B) を使って $ x $ を求めると両式から共に
$ x = -6079 $
を得る。これは $ x \leqq 440 $ に適合し、最大値と考えられる。
以上のことから設問 (2) の答は $ -6079 $
求める値を $ x $ として、設問 (2) の問題文より2つの式を立てる。
ただし $ a,~b $ は整数
\begin{eqnarray}
\left\{
\begin{array}{l}
x -2025 = 4a (A) \\
x +4 = 2025b (B) \\
(x \leqq 440)
\end{array}
\right.
\end{eqnarray}
(A) 式は「$ 2025 $ との差が $ 4 $ の倍数」である $ x $ を $ a $ で表した式
(B) 式は「$ 4 $ との和が $ 2025 $ の倍数」である $ x $ を $ b $ で表した式
この (A) と (B) を使って、$ a $ と $ b $ の関係式を導く
$ 4a +2025 = 2025b -4 $
左辺の $ 2025 $ と右辺の $ -4 $ をそれぞれ移行する
$ 4a +4 = 2025b -2025 $ この式を変形すると
$ 4(a+1) = 2025(b-1) $
$ 4 $ と $ 2025 $ は互いに素なので
\begin{eqnarray}
\left\{
\begin{array}{l}
(a+1) = 2025k (K1) \\
(b-1) = 4k (k2)
\end{array}
\right.
\end{eqnarray} とできる。ただし $ k $ は整数
(K1)、(k2) の式より $ a $ と $ b $ の候補が手に入るので、$ x \leqq 440 $ に見合う $ x $ を探る
$ k = 1 $ の時
$ a = 2024,~b = 5 $ を得るが、これから (A)、(B) を使って $ x $ を求めると両式から共に
$ x = 10121 $
となり、これは $ x \leqq 440 $ に適さない。
$ k = 0 $ の時
$ a = -1,~b = 1 $ を得るが、これから (A)、(B) を使って $ x $ を求めると両式から共に
$ x = 2021 $
となり、これも $ x \leqq 440 $ に適さない。
$ k = -1 $ の時
$ a = -2026,~b = -3 $ を得るが、これから (A)、(B) を使って $ x $ を求めると両式から共に
$ x = -6079 $
を得る。これは $ x \leqq 440 $ に適合し、最大値と考えられる。
以上のことから設問 (2) の答は $ -6079 $
設問 (2) はマイナスの値が出てきて、模範解答をもらうまでは確信は持てない気がしますね。

とにかく、数学検定の問題の中で
「この問題は解法の過程を記述せずに、答えだけを書いてください。」
と言う問題は、記述自体が長くなって、採点に手こずる問題なんだと思えます。
とくに "検定特有問題" なんかそうですよね。

まぁ時々は "公式に当てはめるだけで答えが出る" と言う問題が ( 設問 (1) とかに ) 出る時もありますけどね…。
これならば手間が掛からないのですが…
今回の問題は、検定中に解くなら後回しにした方が無難でしょう。
では今日も1日の習慣を始めてます。小さな一歩・挑戦を試みています。
(休日は充実した日々によって輝きますよね)
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