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時空 解 さんの日記

 
2017
5月 18
(木)
09:16
「算数・数学が得意になる本」に出会いました。
本文
まずは、昨日のブログの文章が乱文だった事をお詫び申し上げます。ちょっと時間が無かったので読み直しが十分に出来ませんでした。申し訳ありませんです。( 今日は頑張りますね )
では気を取り直して…。

 
皆さん、おはようございます。 時空 解です。
昨日、ボランティアの帰りに友人のお見舞いに行ったのですが、その帰り掛けに良い本を目にしました。「算数・数学が得意になる本」と名打った本です。この本は 珈琲館 ピア (ブログ ラベンダーのカフェ日和 へのリンク )の書籍棚に置いてありました。
店内に入って直ぐに目に付いたのでコーヒーがテーブルに運ばれてくる前に "「つまづきは成長の母 - - - まえがきに代えて" と言うところを読み終えた次第です。その節に興味深い事がまとめられていました。それが「つまずき」の16のパターンと言うものです。

 
算数・数学が得意になる本
出典:「算数・数学が得意になる本」著者:芳沢光雄
 
「つまずき」の16のパターン
 
(1) 0 と 1 に関する特別な扱い
(2) 記号の意味に関する誤解
(3) 表現の形は異なっても算数・数学として同じものであることの認識
(4) 「または」「かつ」「ならば」の用法と「矛盾」
(5) 「すべて」と「ある」の用法
(6) 負の数どうしの積は生徒なる認識の関連
(7) 計算におけるおおよその見当
(8) 説明文や問題文の意味の理解
(9) 移動や作用の順番
(10) 移動や作用の逆
(11) 具体例の認識不足のまま学ぶ抽象概念
(12) 公式の適用と式変形の妥当性の吟味
(13) 比に関して比べる対象にある誤り
(14) 扱う対称の拡張や単位の変更によって生じる理解面でのギャップ
(15) 図形的な実際の体験不足
(16) 直観的な説明が優勢な内容 (「長しかく」「重なる」など)

 
この16のパターンを見て、みなさんはどう感じられますか?
まさに王道と言う感じです。算数・数学の点数を手っ取り早く取るためのテクニック、ではありません。数学的な考え方を正しく獲得する事を意識した「つまづきのパターン」だと思いませんか?
とにかく私はとても魅力を感じました。

 
さっそくアマゾンで調べて見ると、キンドル版がありましたので購入、すでに読み始めました。

まずは目次 ( 第1部 のみ ) 。アマゾンの中見せでも確認できます。

次に読み進めた部分の要点を、私なりにですが書き出してみました。

 

 

1 - 1 「数」って何?
抽象的な数の概念を理解する事はきわめて難しいことなのです。そして、単に「イチ、ニ、サン、・・・」と数を言えることとは区別して考えなくてはなりません。そのギャップを埋めるためには、たとえば「5」ならば、5人、5羽、5個などの絵や実物を見せて、その概念を理解させることがまず大切です。

1 - 2 くり上がり・くり下がりがわかるコツ
1 - 3 :検算の大切さ
「処理速度」にばかり注目する奇妙な教育では、検算は軽視され、間違いを見つけ出す能力はあまりはぐくまれません。『数学的思考法』でも書いたことですが、実は、数学ではこの「自分で自分の間違いを見つけ出す能力」がきわめて大切なのです。(中略) 子どもでも大人でも、同じ計算を何度も行うのは少し退屈ですし、何より、別の道筋で確かめると言うことが確実性を増します。

 

1 -1 は手始めにって感じの節です。しかし、次の1 -2 節はレベルがアップしますよね。ここの節は補数の事を扱っています。
1 - 3 では検算の大切さが書かれています。別の道筋で確かめると言うことが確実性を増します、と言う説明がポイントです。具体例も書籍の中に説明されています。

 
検算に続いて概算と言う考え方も次の節で取り上げられていますが、昨日はここまでで時間切れとなりました。
この続きはまたの機会に。

 
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