時空 解 さんの日記
みなさん、こんにちは。
昨日は「本は絶対、一人で読むな!」と言う本を読んでみました。私が参加している読書会の開催者が読書会を開こうと思い立った切っ掛けとなった本です。開催者曰く、「この本だけを読んで読書会を開こうと思った分けではないけれど、代表的な本としては…」だそうです。
遅ればせながら私も読んでみました。
この本を読んでいるうちに、自分がどうして読書会に参加しようと思ったのか、その理由を思い起こす事が少し恥ずかしくなってしまいました。と言うのも、私が読書会に参加しようと思った理由は、月に1冊くらいは読書をする機会を作るため、と言う理由です。
「本は絶対、一人で読むな!」の著者、中島孝志さんは、年間三千冊も本を読まれる方なのですね。これは驚きです!
しかし、本書を読んでいるとそれが事実だと何となく分かる気がいたします。と言うのも本書を読んでいると不思議と、花束?と言うと、生け花?と言うか、何かそんな物をイメージします。ためになる情報、考え方と言う物がありますよね。本書にはそれらがことごとく散りばめられています。とても美しい生け花、花束を見ているような、そんな印象を受ける書籍です。
生け花、花束、と言う表現は、しかし良い意味にでも、また悪い意味にでも使っている表現です。花。それを為になる情報の一つに例えているのですが、しかしどうも記憶には残り難いです。花が多すぎて、しかも綺麗に配置され、束ねられていますので本書を読んでいる時には分かった気(綺麗だなぁと感じる)になるだけのように思いました。私は、このように書籍はあまり好きではありません。生け花、花束は根っこが無いので直ぐに枯れてしまいます。また、そこから新たに花のつぼみが出来て花が咲く、と言う事は起きません。私が書籍に期待するするのは、例え一つの花でも良いので、根っこを持って花を咲かせる事が出来るようになる、そんな力となるような内容の本です。
中島孝志さんの書籍で、ぜひ読んでみたいと思う内容の本はズバリ!「どうして私は年間三千冊も読めるようになったか?」その努力の軌跡です。本をなかなか読む気になれない私からすれば、本をこれほど読む事が出来るようになれる、その心構えと言いましょうか、努力の方法です。そんな書籍がないかなぁ~、そう思います。
中島孝志さんの書籍の中にも次の物がありました。
「インテリジェンス読書術」と言う題名の書籍です。
しかし、アマゾンのカスタマーレビューを読んでみて、私の期待している事は書かれていそうに無い事が感じられます。実際のところは読んで見ないと分からないのですが…。結局のところ、中島孝志さんは気が付いたら本が好きで読んでいた人なのでしょう。モーツァルトに作曲家の苦悩が分からないのと同じで、もともと読書が当たり前のように出来る人に、読書をする習慣を身に付けたいがなかなか出来ないで悩んでいる人の事は、理解出来ないでしょう。
では今日はこの辺で。
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