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時空 解 さんの日記

 
2015
7月 29
(水)
22:10
「読む数学」瀬山士郎著 を読んで。その2
本文

みなさん、こんにちは。
今日も「読む数学」を読み進んでいるのですが、ちょっと理解不能な箇所までやってきました。章で言うならば「方程式を解くということ - その1」です。この章の冒頭にこんな事が書かれています。
「ですから、方程式は因数分解できれば解く事ができます。このアイデアを2次方程式に当てはめてみましょう。」と言う部分です。”ですから”と言う言葉が受けているのは、直前の文章です。「 ab = 0 で b ≠ 0 なら、b の逆数 1/b がありますから、両辺に 1/b をかければ、図17 (図と言うよりは式)となり、 a = 0 が得られます。これを数学では、「実数は零因子を持たない」といいます。」
さて、この説明文ですが、私はここから「方程式は因数分解できれば解く事ができます。」と言う結果を受け入れる事が出来ずにいます。(図17 を下に示しておきます)


本書「読む数学」のこの章「方程式を解くということ - その1」は、二次方程式の係数と解(α、β)の関係の説明が記述されているのですが、「方程式は因数分解できれば解く事ができます。」が納得できていないので、二次方程式の係数と解(α、β)の関係、の説明がどうも気持ち的に受け入れられないでいます。説明そのものは理解できますが、α、β が唐突に出てきた印象で気持ちが悪いですね。読んだ事のある方、ここの部分、どう思われましたか?ともかくここの章の最後は「この最初の式から、α - β の値がわかれば、α、β を連立方程式として求めることができます。α - β の値を求めることができないでしょうか?」と言う文章で締めくくられていますが、どうしてα - β の値がわかれば、α、β を連立方程式として求めることができのでしょうか?この理由を探してみたのですが、本書の冒頭から「方程式を解くということ - その1」と言う章に至るまでの間に記述されていないと、私は確信しています。


高校時代に確か、同じような二次方程式の係数と解(α、β)の関係と言うのが出てきて、学んだ記憶があります。そう言えばここの所は、当時も納得できなかったところだったと思います。計算自体、やっている事は分かります。しかし話の流れが良くわかりません。「実数は零因子を持たない」と言う事が私は理解できていないのでしょうか?
ともかく、過去の記憶でも、今回の書籍「読む数学」でも、この二次方程式の係数と解の関係は、流れが納得できません。しかしそれはそれとして、次に進んで行きたいと思いますが…。
まぁ今日はこの辺で。またね。


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