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時空 解 さんの日記

 
2017
12月 8
(金)
09:04
思考を整理する6つの法則(1) 動揺を抑える
本文
みなさん、おはようございます。時空 解です。
 
書籍「人生を変える集中力」の第3章を昨日読んでいました。
この書籍には集中するために思考を整理する必要がある、と歌われていて、思考を整理するための6つの法則が書かれています。

1. 動揺を抑える
2. 集中力を持続する
3. ブレーキをかける
4. 情報を再現する
5. スイッチを切り替える
6. スキルを総動員する

 
第3章は、この6つのうちの1番目 "動揺を抑える" について説明されている章です。
3人の実例を挙げながら動揺を抑えるための説明がなされます。
著者の1人、ポール・ハマーネス氏と言う方は、実際にカウンセリングを行っている方のようですね。実例として3人の方を挙げていまが、みなポール・ハマーネス氏のところにカウンセリングを受けにきたクライエントさんです。

 
さて、この3人の実例を交えて動揺を抑えるための方法が説明される訳ですが、ポイントとしては、下記の3つの感情をどうコントロールするか、と言う点にあるようです。

・不安
・悲しみ
・怒り

 
この3つの感情が集中力を乱す原因に成り得る事は想像に難しくありませんよね。これらの感情が高ぶると動揺し、集中力が乱れます。
書籍では、この3つの感情が高ぶると脳のどの部位が活性化するのか?MRI 画像などによる調査でその部位が明確に分かるようになった事が説明され、議論が進められます。そしてその活性化してしまった部位を鎮静化するためにはどうするか?実際に行った実験を紹介しながら、その結果が説明されます。

感情によって活性化する部位は偏桃体を中心とするところだそうです。その活性化を鎮静化するための脳の部位は、理性的な思考を行う前頭前皮質との事。ですから、例えば悲しみの感情が高ぶって家に引きこもったりするのは間違っていて、人と会話をしたり、今日の夕食の献立を考えたりして、前頭前皮質を意識的に活性化する方が良いのだそうです。
この実際の脳のメカニズムを利用する事で、先に挙げた3人の方たちも動揺をコントロールする事に成功したことが書籍で説明されます。

 
まぁ、医学的な根拠と3人の実例が挙げられていますので、説得力のある内容でした。
この3章の締めとしては、自分のストレスパターンを表にしてみる事も重要だと説明されています。どんなことにストレスを感じるのか、それは人それぞれ微妙に違いがあるので、自身のパターンを把握するためにも必要なのだそうです。ここは目新しいですね。
このストレスパターンを把握するために4つの表が書籍には例として挙げられています。

 
私も実際にこのストレスパターンを書いて、自分の動揺する事は何なのか、把握するのが良いかも知れませんね。でも私は不安や悲しみ、怒りのために集中できない状態ではありませんので、ひとまずストレスパターンは必要ないかなぁ…なんて思ったりしました。
 
ではでは、今日も小さな一歩から始めます。
 

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