TOP

Home  >  ブログ  >  時空 解  >  マスペディア 1000  >  マスペディア 121 - プリンプトン 322 -

時空 解 さんの日記

 
2018
1月 5
(金)
08:57
マスペディア 121 - プリンプトン 322 -
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
 
今日はマスペディアのトピック 121 に紹介されていた プリンプトン 322 と言う粘土板に付いて書いてみたいと思います。
みなさんは プリンプトン 322 と言う粘土板をご存じだったでしょうか?
紀元前1800年頃のバビロニア数学に関する物なのだそうですが。

この粘土板を例えばどこかの遺跡から掘り出したとして、興味が持てるでしょうかね?たしかに一見するとなにかが整然と記されている印象があって目を引きます。ですが、この粘土板に記されたものは楔形文字による数の列だと分かるまでには大変な苦労があったと思います。この粘土板1つからでは、とうてい楔形文字だと言う事すら判らないでしょう。
ウィキペディアの解説によると、このような粘土板は今までに50万ほど発掘されているのだそうです。それらを総合的に分析する事で、模様が数字だと推測出来たのでしょうね。50万個の内の数千個が数学に関する粘土板だと推測されるのだそうです。
この複数の粘土板から、古代バビロニア人たちが数論に興味を持っていたことは確かなようです。
ところで、
プリンプトン 322 に書かれている数の列が判ったところで、その内容まではなかなか明確に分からないようです。ウィキペディアにはプリンプトン 322 に記された数の列が現代の表記で掲載されてはいますが、4通りもの解釈が紹介されています。いったいどれを信じたらいいのでしょうかね?うーむ
 
・直角三角形の辺
・ピタゴラス数
・三角関数
・アメリカ数学協会及びロブソンの解釈

 
長年、ピタゴラス数を表していると解釈されてきたようですが、今では最後の「アメリカ数学協会及びロブソンの解釈」が有力なようです。私もこの解釈が一番現実的な感じがします。

ともかく完全な形で残っているわけでもない粘土板から、よくここまで分ってきたものです。プリンプトン 322 と言う単語は、覚えておいた方が良さそうですね。
ちなみに 322 と言うのは、コロンビア大学にあるG・A・プリンプトンの収集の粘土板の第322番目のもの、と言うところから来ています。

 
では今日も小さな一歩、挑戦から始めます。
 

応援してね。
千里の道も一歩から。そしてその道は登り坂です。ローマは1日にして成らず、です。


(ポチッとブログ村のバナーをクリックしてね)  


「小さな習慣」の実施状況
★ 習慣作りのための、小さな課題 ☆ 昨日の実施状況
 斜め懸垂1回 (ボルダリングの体力獲得) 
ブログ後

 腕立て10回、腹筋10回、グリップ15回、
斜め懸垂10回 

 チャート式参考書1問 (物理学の数式の理解力の獲得)
午前中の好きな時間 

 青I+A:できず 

 白II+B:できず 

 そろばんの練習5問 (暗算の獲得) 
会社出勤前

 できず 

心の筋トレ (集中力の獲得)
習慣を実行するにあたって

机に座ったら、直ぐに学習用具を開く:×

朝食を終えたら2階へ:×

新たな解法を楽しむ:×


閲覧(4639)
コメントを書く
コメントを書くにはログインが必要です。
メインメニュー
ログイン
ユーザー名:

パスワード:



日記投稿者リスト
カレンダー
月表示
カテゴリー
にほんブログ村リンク