時空 解 さんの日記
2018
2月
24
(土)
09:37
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
みなさんは "自己不一致" と言う言葉をご存知でしょうか?
自己不一致と言うのはカウンセリングの世界、特に来談者中心療法を学んだ方、学んでいる方なら必ず聞く言葉だと思います。
昨日は数学の問題の答えを眺めていて、この "自己不一致" と言う言葉を思い浮かべました。
「問題の答えが納得できないのは、自分が自己不一致状態ってことかなぁ…」
そう想った問題の答えは、白チャート「新課程 チャート式 基礎と演習 数学 II+B」の p274 ex-403 の答えです。
この問題は直ぐには解けなかったので諦めて参考書の答えを見たのですが、その答えがどうにも腑に落ちない…そんな答えでした。
答えが理解できないと言う訳ではなかったのです、気に入らなかったのです。でも初めて答えを見た時には、自分のそんな気持ちには気が付かなかったのですよね。まぁこれが自己不一致状態と言う奴ですけどね。答えを受け入れるのに時間が掛かりました。
自分が受け入れられなかった内容は下記の1点です。
「定数を微分するとゼロになる」
なんの事はない、ただこの説明だけを読んだのならば「そんなの当たり前だ」と、直ぐに答えられる私です。
でもね…
問題の与式が下記のようになっていたので、定数は微分するとゼロになる、と言う事を適用出来なかったわけです。 \[ \displaystyle\int_a^xf(t)dt+\displaystyle\int_0^1f(x)dx=x^2+3x+2 \] 上式の中の \( \displaystyle\int_0^1f(x)dx \) の部分が実は定数を表しているんですよね。ですから関数\( f(x) \) がどんなものであれ、微分したら結果はゼロなんです。
これが受け入れられなかった。
どうして受け入れられなかったかと言うと、この問題にかなり悩まされたからです。それで「いったいどうやって解くのかなぁ…?」と、答えにちょっと期待をしていたんですよね、あざやかな解法をね。
それなのに答えを見た時に「なに考えてるんだ、バカかお前は!定数だよ、定数ぅ!」と、参考書に罵られた気持ちに陥ったのでしょう。( 大げさに言えばですけどね )
それに反射的に反発してしまったのです、この私…。
専門学校を卒業した後に数学の学習が続けられなかった理由は、きっとこの状態だったからだと、今は想えてきます。
この数式って、単独でみれば確かに定数です。変数は含まれていませんので微分すればゼロとなります。
会社に出勤して仕事をしている最中でも、この問題の事を考えていました。それで頭の悪い上司 ( と、私が勝手に思っているのですけどね ) の仕事ぶりをが目に入った時に、ふと「自分が答えを信じたくないだけかなぁ…」と気が付いたのです。
変なものです。自分が頭悪い上司、と思い込んでいる人を見た時に自分の頭の固さに気が付くなんてね。
話は最初に戻って、自分は自己不一致状態だったから答えを受け入れられなかったのだろうなぁと、そう思うのです。
自己不一致状態、と言うのは実はカウンセリングの資格を持っている方でも、ちょっと説明に困る言葉だと思います。カウンセリング仲間と勉強会を開いている席においても、けっこうみんなの説明はまちまちなんですよね。まぁ自己不一致状態の反対、自己一致状態がカウンセラーとしての正しい心の状態なので、カウンセラーとしては身構えてしまう言葉ではありますからね。みんな慎重になる訳です。外界の事を外界のままに見る事ができる状態、それが自己一致状態です。クライエントの姿を歪める事なく受け入れられる状態でなくては、傾聴は出来ません。
数学も一緒なんですかね。
自分の期待した答えではなかったからと言って「自分には理解できない説明だ、だから私には数学も理解できない」なんてことになったら、これがすなわち自己不一致状態。ただ単に期待に反した答えだったと言う事実を "自分は数学が理解できない → だから勉強は止める" なんてことになってしまうところでした。
では今日も1日の習慣は実施します。小さな一歩・挑戦を試みます。
みなさんは "自己不一致" と言う言葉をご存知でしょうか?
自己不一致と言うのはカウンセリングの世界、特に来談者中心療法を学んだ方、学んでいる方なら必ず聞く言葉だと思います。
昨日は数学の問題の答えを眺めていて、この "自己不一致" と言う言葉を思い浮かべました。
「問題の答えが納得できないのは、自分が自己不一致状態ってことかなぁ…」
そう想った問題の答えは、白チャート「新課程 チャート式 基礎と演習 数学 II+B」の p274 ex-403 の答えです。
この問題は直ぐには解けなかったので諦めて参考書の答えを見たのですが、その答えがどうにも腑に落ちない…そんな答えでした。
答えが理解できないと言う訳ではなかったのです、気に入らなかったのです。でも初めて答えを見た時には、自分のそんな気持ちには気が付かなかったのですよね。まぁこれが自己不一致状態と言う奴ですけどね。答えを受け入れるのに時間が掛かりました。
自分が受け入れられなかった内容は下記の1点です。
「定数を微分するとゼロになる」
なんの事はない、ただこの説明だけを読んだのならば「そんなの当たり前だ」と、直ぐに答えられる私です。
でもね…
問題の与式が下記のようになっていたので、定数は微分するとゼロになる、と言う事を適用出来なかったわけです。 \[ \displaystyle\int_a^xf(t)dt+\displaystyle\int_0^1f(x)dx=x^2+3x+2 \] 上式の中の \( \displaystyle\int_0^1f(x)dx \) の部分が実は定数を表しているんですよね。ですから関数\( f(x) \) がどんなものであれ、微分したら結果はゼロなんです。
これが受け入れられなかった。
どうして受け入れられなかったかと言うと、この問題にかなり悩まされたからです。それで「いったいどうやって解くのかなぁ…?」と、答えにちょっと期待をしていたんですよね、あざやかな解法をね。
それなのに答えを見た時に「なに考えてるんだ、バカかお前は!定数だよ、定数ぅ!」と、参考書に罵られた気持ちに陥ったのでしょう。( 大げさに言えばですけどね )
それに反射的に反発してしまったのです、この私…。
専門学校を卒業した後に数学の学習が続けられなかった理由は、きっとこの状態だったからだと、今は想えてきます。
この数式って、単独でみれば確かに定数です。変数は含まれていませんので微分すればゼロとなります。
会社に出勤して仕事をしている最中でも、この問題の事を考えていました。それで頭の悪い上司 ( と、私が勝手に思っているのですけどね ) の仕事ぶりをが目に入った時に、ふと「自分が答えを信じたくないだけかなぁ…」と気が付いたのです。
変なものです。自分が頭悪い上司、と思い込んでいる人を見た時に自分の頭の固さに気が付くなんてね。
話は最初に戻って、自分は自己不一致状態だったから答えを受け入れられなかったのだろうなぁと、そう思うのです。
自己不一致状態、と言うのは実はカウンセリングの資格を持っている方でも、ちょっと説明に困る言葉だと思います。カウンセリング仲間と勉強会を開いている席においても、けっこうみんなの説明はまちまちなんですよね。まぁ自己不一致状態の反対、自己一致状態がカウンセラーとしての正しい心の状態なので、カウンセラーとしては身構えてしまう言葉ではありますからね。みんな慎重になる訳です。外界の事を外界のままに見る事ができる状態、それが自己一致状態です。クライエントの姿を歪める事なく受け入れられる状態でなくては、傾聴は出来ません。
数学も一緒なんですかね。
自分の期待した答えではなかったからと言って「自分には理解できない説明だ、だから私には数学も理解できない」なんてことになったら、これがすなわち自己不一致状態。ただ単に期待に反した答えだったと言う事実を "自分は数学が理解できない → だから勉強は止める" なんてことになってしまうところでした。
では今日も1日の習慣は実施します。小さな一歩・挑戦を試みます。
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★ 習慣作りのための、小さな課題 | ☆ 昨日の実施状況 |
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宮田 輝 そろばん教室 練習問題10 1回 |
斜め懸垂1回 (ボルダリングの体力獲得) 朝食前 |
グリップ20回 |
チャート式参考書1問 (物理学の数式の理解力の獲得) 朝食後9時から |
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心の筋トレ (集中力の獲得) 習慣を実行するにあたって |
今朝・7時に布団から出る:7時57分 --- ブログの投稿 --- 昨日・朝食は台所で摂って2階へ:× 昨日・机に座ったら、直ぐに学習用具を開く:〇 昨日・理数の解法を楽しむ:〇 昨日・夜食も台所で摂って2階に:〇 昨日・夜は23時に布団に入る:23時時25分 |
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