時空 解 さんの日記
2018
10月
12
(金)
10:12
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
昨日 "実用数学技能検定 要点整理 2級" の復習をしていると、下記のようなメモがノートに残されていました。
「答えは、相加平均と相乗平均の関係を利用している。これは納得できない」
今年の6月の事です。その問題と答えを下記に示します。
「答えは、相加平均と相乗平均の関係を利用している。これは納得できない」
今年の6月の事です。その問題と答えを下記に示します。
相加平均と相乗平均の関係がどのように利用されているのか、理解できていなかったのですね。
相加平均と相乗平均の関係は下記のような不等式で表されます。
$ a \gt 0, b \gt 0 $ のとき、$ \displaystyle \frac{ a+b }{ 2 } \geqq \sqrt{ ab } $ または $ a+b \geqq 2\sqrt{ ab } $
$ a \gt 0, b \gt 0 $ のとき、$ \displaystyle \frac{ a+b }{ 2 } \geqq \sqrt{ ab } $ または $ a+b \geqq 2\sqrt{ ab } $
以前はこの関係式の証明と問題との関係が見えなかったのですが…今では見えます。
当時は頭が固かったですね…。
相加平均とは $ \displaystyle \frac{ a+b }{ 2 } $ の事で、つまりは普通に平均を出す時に使う計算式ですよね。でももう1つ別形の平均、相乗平均 $ \sqrt{ ab } $ と言う物もあって、これら2種類を一緒に扱うので、それで相加と相乗と言う区別をする必要がある、と言うだけの事です。
相乗平均の意味はともかく、ここでは数式 $ \displaystyle \frac{ a+b }{ 2 } \geqq \sqrt{ ab } $ または $ a+b \geqq 2\sqrt{ ab } $ が証明できればそれでいいのです。
当時は頭が固かったですね…。
相加平均とは $ \displaystyle \frac{ a+b }{ 2 } $ の事で、つまりは普通に平均を出す時に使う計算式ですよね。でももう1つ別形の平均、相乗平均 $ \sqrt{ ab } $ と言う物もあって、これら2種類を一緒に扱うので、それで相加と相乗と言う区別をする必要がある、と言うだけの事です。
相乗平均の意味はともかく、ここでは数式 $ \displaystyle \frac{ a+b }{ 2 } \geqq \sqrt{ ab } $ または $ a+b \geqq 2\sqrt{ ab } $ が証明できればそれでいいのです。
と言うことで $ a+b \geqq 2\sqrt{ ab } $ が正しいかどうか、まずは証明してみましょう。
これは簡単です。
$ a + b-2\sqrt{ ab } = (\sqrt{ a })^2 -2\sqrt{ a } \cdot \sqrt{ b } + (\sqrt{ b })^2 = (\sqrt{ a } - \sqrt{ b })^2 \geqq 0 $
これは簡単です。
$ a + b-2\sqrt{ ab } = (\sqrt{ a })^2 -2\sqrt{ a } \cdot \sqrt{ b } + (\sqrt{ b })^2 = (\sqrt{ a } - \sqrt{ b })^2 \geqq 0 $
これが書けるか否かは、等式の証明方法を知っているか否かが問われるところです。
等式の証明の仕方には下記の3つがありますよね。
・$ A = B $ の $ A $ (左辺) または $ B $ (右辺) を変形し、他方を導く。
・$ A = B $ の両辺を変形し $ A = C, B = C $ であることを導く。
・$ A - B = 0 $ であることを示す。
さて、ここで最初に戻って、下記の問題を一緒に考えてみましょう。
相加平均と相乗平均の関係を利用するために $ \displaystyle \frac{ 1 }{ a } \gt 0 $ の $ \displaystyle \frac{ 1 }{ a } $ を $ b $ に見立てているのです。
ここがポイント。
$ \displaystyle \frac{ 1 }{ a } $ を $ b $ とすると、問題の与式は下記のように変形できます。
$ a + b \geqq 2 $
上記の両辺を2で割ると…見えてきますよ。
$ \displaystyle \frac{ a + b }{ 2 } \geqq 1 $
$ \displaystyle \frac{ a + b }{ 2 } \geqq \sqrt{ 1 } $
$ \displaystyle \frac{ a + b }{ 2 } \geqq \sqrt{ a \cdot \displaystyle \frac{ 1 }{ a } } $
$ \displaystyle \frac{ a + b }{ 2 } \geqq \sqrt{ ab } $
$ a + b \geqq 2 $
上記の両辺を2で割ると…見えてきますよ。
$ \displaystyle \frac{ a + b }{ 2 } \geqq 1 $
$ \displaystyle \frac{ a + b }{ 2 } \geqq \sqrt{ 1 } $
$ \displaystyle \frac{ a + b }{ 2 } \geqq \sqrt{ a \cdot \displaystyle \frac{ 1 }{ a } } $
$ \displaystyle \frac{ a + b }{ 2 } \geqq \sqrt{ ab } $
これで相加平均と相乗平均の関係を利用する、と言う意味が分かりますよね。
では今日も1日の習慣を始めます。小さな一歩・挑戦を試みます。
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グリップ40回、腕立て伏せ20回、腹筋20回、斜め懸垂14回 |
そろばんの練習5問 (暗算の獲得) 数学の学習前 |
加減算 できず 乗算 せず |
数学の問題 1問 (物理学の数式の理解力の獲得) 90分 |
チャート式 数学 白II+B:できず チャート式 数学 青I+A:できず 数学の答え合わせは後でまとめてやる:〇 1.5時間 机から離れず、パソコンの画面も見ずに数学の学習に取り組む:〇 実用数学技能検定 要点整理 2級 ( 復習 ):p17~p22 |
規則正しい生活 基本習慣 |
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