皆さん、おはようございます。時空 解です。
 

昨日は ( 自分なりに ) 忙しい中、傾聴ボランティアに行って来ました。
ボランティアと言っても、震災や台風災害のボランティアと違い空調が整った綺麗な室内での活動です。施設を利用されている方たちのお喋りの相手をするのが主な活動内容ですので、疲労するような事はありません。楽なものです。

でもね。

活動に手応えを感じないんですよね。傾聴できないんですよね。昨日に至っては、相手の方に気を使って頂いほどで…私が癒されたくらいでした。
 

活動をしていて想う事は「自分は５０歳すぎの独身男」と言う社会的立場です。以前はこの事に関して、気にしてはいなかったのですが…。でも "以前" と言うのは文字通り数年前のこと。その年数分、私も若かった訳なので気にならなかったのでしょう。
それに神奈川県で働いていた４０代後半の頃は、曲がりなりにも技術者として品川のソニーシティで働いていたので、プライドが満たされていたのですよね。
これが大きかった。
でも、この２、３年、ボランティア活動をするたびに、今の仕事が指導員さん達に知れると恥ずかしく感じてしまいます。これで家庭を持っていて、家族を幸せに出来ていれば何の問題もないのですが、私は独身…それが身に染みます。
まぁ自分で勝手に身に染みてしまっているのですけどね。
ボランティア先の指導員さんたちは、以前と変わらずに丁寧に接して下さいます。でも、若い指導員さんたちと接する時には、自分が独身だと言う立場が気になります。
「ボランティア先で出会う方たちは、こんな自分をどう見ているのだろうか？」
そんなことを想ってしまいます。

それに興味のない事には、まるで知識のない私です。洋服のブランドとか社会情勢とか…技術者と言う立場ならそれも許されると言う気分でいた私ですが、そんな考え方自体が、ダメですよね。家庭を持っていれば奥さんや子供から、それなりに情報が入って来るものです。それが独身と言う状況では入って来ないんですよね。
 

ボランティア活動を行ってくると、そう言った自分の社会的立場と言うものを実感します。

以前は、この事に向き合う事も出来なかったのですが…最近では向き合うようにしています。勉強になってもいます。
 

では今日も１日の習慣を始めます。小さな一歩・挑戦を試みます。