時空 解 さんの日記
2015
10月
7
(水)
21:57
本文
みなさん、こんにちは。
今日の新聞には驚きました。ノーベル物理学賞の発表があって、その内容がニュートリノ振動を証明した業績に対してとあったからです。うーむ、最近科学雑誌や科学情報のホームページをチェックしなくなっていたので気が付きませんでしたが、証明されましたか。
今回のニュートリノ振動の証明で、これを手がかりに「宇宙の物質の起源」を説明できる可能性が高まったそうです。クオークの対象性の破れだけでは全宇宙のエネルギー量には足りないらしく、どうしても次の一手が必要だったようです。その足がかりとなるのが、このニュートリノ振動の証明なのだとは新聞に掲載されている梶田隆章(かじたたかあき)さんの寄稿に書かれています。
「出典:朝日新聞、10月7日一面、梶田氏 ノーベル物理学賞(ニュートリノに重さ 証明)」
物理の標準理論がどんどんと進化して行きます。ついこの間、益川敏英さんらが「CP対称性の破れの起源の発見」をしたり、ヒッグス粒子(場)が発見されたかと思いきや、今度はニュートリノ振動が明らかになったのです。梶田さんのようにちゃんとした社会的地位のある方が「宇宙誕生のナゾ 迫りたい」とおっしゃっているのはとても嬉しくも思います。ますます物理の標準理論を理解したくなります。
今日は短いですが、記念的な日になりました。
ではまた。
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