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時空 解 さんの日記

 
2015
11月 25
(水)
23:20
グループカウンセリングに参加してきました。
本文
みなさん、こんばんは。
今日は予定通り、グループカウンセリングに参加してまいりました。グループカウンセリングの講義内容は条件反射制御法です。そのもととなって書籍は「条件反射制御法」です。
書籍「条件反射制御法」は朝の六時半に起床し、書籍の中心的章である第六章まで何とか読む事ができました。昨日までに五章まで読んであったので、今日の朝に急いで第六章に目を通した、と言った次第です。
 
グループカウンセリングは午前中が、この「条件反射制御法」に付いての講義、講習でした。竹内成彦先生がその学術に特化した内容を、見事にかみ砕いでご説明されました。カウンセラーがどのように現場で実践して行けばよいのか?自らの臨床経験を織り交ぜてのお話しはとても現実的で関心する限りです。それに書籍を事前予習されていない参加者のご質問に対しても、分かりやすく、たとえ話を織り交ぜながらのご回答をされました。その受け応えを目の当たりにするだけでも社会勉強に他なりません。カウンセリング臨床経験一万三千回、講演・研修会数は800回、聴講者10万人超えの実績がどのようなものかを、私なりに少し垣間見る事ができました。
 
「条件反射制御法」の肝心かなめの考え方は、私なりにこう理解して参りました。すなわち
「あなたの人間的な脳が、あなたの動物的な脳を調教するのです」
これは書籍「条件反射制御法」の中の第5章、62ページの十二行目に出てくる著者本人のセリフですが、これに象徴されるでしょう。
あなたの人間的な脳。これは条件反射制御法の中に出てくる "負の刺激ステージ" の中に出てくる「動作と言葉」に対応させる事が一つ、出来るでしょう。自分の思考、意思でまずは特定の「動作と言葉」を繰り返し行う。そしてその「動作と言葉」を思考、意思によらず、反復練習して条件反射的に行えるまでに落とし込む = すなわち動物的な脳を調教する。これが条件反射制御法の基本であろうと理解しました。
条件反射制御法には、一連の訓練が存在します。下記がその一連の四つのステージです。
 
1. 負の刺激ステージ
2. 疑似ステージ
3. 想像ステージ
4. 維持ステージ
 
この四つ全体を指して、条件反射制御法と言っています。
詳細は書籍によりますが、ともかく人間の脳の中身を「人間的な脳 = 思考」と「動物的な脳」に明確に分け、その関わりに注目し、それを利用する制御法です。本来、人は汗をかくとか、唾液が分泌されるなどの生理反応を自分の意志でコントロールする事はできません。アルコール依存症や薬物依存などの生理反応行動を意思でコントロールする事は出来ないという事です。つまり「人間的な脳」ではコントロールができないのです。
ではこれをコントロールするには・・・?
これを「動物的な脳」を調教する事でコントロールを行う、つまり訓練なのです。繰り返しの訓練が必要で、しかも正しく訓練を行わないと返って逆効果になってしまう状況にも陥ります。書籍にはその点が特に具体的に書かれています。是非精読をされる事をお勧めします。
書籍を読む限り、この「あなたの人間的な脳が、あなたの動物的な脳を調教するのです」と言うコントロール訓練は、臨床現場で実績を出しているようです。竹内成彦先生も実際の臨床を通して、その信ぴょう性を実感されているご様子でした。とても勉強になりました。
では、今日はこの辺で。

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