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時空 解 さんの日記

 
2016
3月 4
(金)
11:01
都合のいい数学の問題。
本文
みなさん、こんにちは。
今日は数学の赤チャート "新課程 チャート式 数学 Ⅰ+A" の28ページを学習しました。因数分解の問題です。で、思ったのですが
「ずいぶんと上手く因数分解のテクニックが解るように作ってあるなぁ」
と言う事です。これって、数学の勉強にとってはとてもいいのですが、現実問題を考えるとちょっと首をひねりたくなりませんか…みなさん。
物事の現象(物理学現象)を観察して、その変化の仕方を数式に置き換える苦労を考えた場合、はたして現実は因数分解の問題のような都合のいい形をしているのでしょうか?
物理学の公式に付いて学生時代に耳にした事があります。「シンプルな数式は正しい」そんな意味です。かの有名な公式 E = mc*c を見出した時にも、かのアインシュタインは「数式がシンプルになったら、私の考えは正しいと言える」、そんな意味の事を言ったそうです。彼もそのような考え方をしているという事は、本当にこの世の中の現象は数式に都合のいい形をしているのかも知りません。
(都合のいい形と言っている意味は、因数分解に都合がいいと言う意味ではありません。もっと広い意味で)
しかし私はこの世の現象の根本的な姿が、数式に都合のいい形だとは思えないのです。なので都合のいい数学の問題を解いて学習をする、と言う事は、逆にこの世の本当に姿を見失う訓練をしている気がして、嫌になってしまうのです。少なくとも高校時代の私はそんな事を感じていた記憶があります。
「こんなに都合のいい問題、現実問題ではあまりないよなぁ…となるとこうして問題を解く事にどれ程の意味があるのだろう?やはり大学入試にしか役立たないのかなぁ」
数学の勉強を進めるにあたって、これは一つの壁だったののでしょう。上記の言葉の裏には、勉強をする事が面倒くさい気持ちを、かっこいい言い訳にしていた自分が見え隠れします。
ここで数学の参考書を進める事がバカバカしくなってはいけません。
世の中の進歩の仕方を少し思い起こしみると、自分がつまらない言い訳をしていた事を感じます。意味が有るのか無いのかわからない状態で、しかし手探りでいろいろと試しているうちに活路を見出すのが普通です。その活路を書き留めて後世に伝える…それが文明なのかも知れません。都合のいい問題は学習効率を上げるための手段なのだと理解し、ありがたい気持ちで学習を続ければ、過去に試行錯誤した先人の想いを理解する事ができるのでしょう。 "この世の現象うんぬん" などと考えるよりまずは、
数学の問題が解けるようになって行く事を楽したいと思います。都合のいい数学の問題…その受け止め方に付いて今日は書いてみました。
ではこの辺で。

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