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時空 解 さんの日記

[2021-8] 
 
2021
8月 23
(月)
10:43
すみません、ちょっと時間が取れませんので気になるニュースだけ
本文
皆さんこんにちは、時空 解です。

今日はファインマン物理学を第4章まで整理しましたので、そのまとめの感想を書こうかと思っていましたが、ちょっと時間が取れなくなってしまいました。

と言うことで、今日は下記のニュースについてちょっと書いてみます。

名市大、2つの水素が室温でも「量子もつれ」を安定して実現できる条件を発見

上記の記事の内容で、注目すべき点を個人的な視点ではありますが、下記に抜粋してみました。
 
今回発見された量子もつれを利用することで、テラヘルツ光波長領域(約30~300μm)で、多重にもつれたフォトン(光子)を発生できることも理論的に示されたとのことで、このフォトンを利用することで、秘匿性に優れた超高速量子暗号光通信も実現できる可能性があるとしている。

加えて、多数の量子もつれを組み合わせることで、SF上の技術である「物質の瞬間移動」(量子テレポーテーション)も実現できるようになるともしている(ただし、物質といっても現時点では水素の段階までとしている)。


ともかく常温の状態で「量子もつれ」を実現できたという点が、量子コンピュータの実用化に向けてとても有利ですよね。
それに、量子コンピュータへの利用のみならず、SF上の技術である「物質の瞬間移動」(量子テレポーテーション)も実現も視野に入ってきているということです。…うーむ…ちょっと本当に正しく実験が出来ているのか気になるところではありますけどね。うーむ02

この名市大の内容を知るための論文は、米物理学会発行の物性物理を扱った学術誌「Physical Review B」に掲載されているとのことです。
ちょっと覗いてみたのですが…

残念ながら、この学術誌で本論文の全文を読むことはできませんでした。サブスクリプション会員にならないとダメでなようですね。
でも、要約だけは読む事ができます。
その要約の最後にこんな一文があります。
これまでにないレベルの大規模な並列処理を実現できます。

この並列処理と言うところに、量子ビットの並列処理 (量子もつれ:エンタングルメント) が常温で実現可能である、と言うことなのでしょうかね…

私の解釈は間違っているかも知れませんが、エンタングルメントがらみのニュースでした。

では今日も休日を始めています。休日の充実こそ、人生の充実です。

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