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時空 解 さんの日記

 
2023
8月 22
(火)
09:51
数学的な枠組みも学ぶと言うこと…これが学べないので数学力が上がらない?
本文
皆さん こんにちは、時空 解です。

昨日は急用が入って書けませんでしたが、今日は書いてみようと思うます。
(まぁ今日もちょっとした急用が入っていますが…)

円順列ってありますよね。一般的な順列、例えば6個の宝石を横一列に並べるのと、6個の宝石でネックレスを作るときの並べ方。
例えば「青チャート数学A」にはこんな基本例題があります。

・基本例題18 円順列・じゅず順列
異なる6個の宝石がある。
(1) これらの宝石を机の上で円形に並べる方法は何通りあるか。


この問題って、例えばジュエリーデザイナーをされている方たちに取ってはどう思われるのでしょうか?
「宝石のネックレスは回転させると同じだなんて、とんでもない!」
とおっしゃる方もきっといらっしゃるでしょう。

6個の宝石ならぬ、3個で作ったネックレスであっても、付けたときに真正面に来る石が赤だったり青だったり…それで印象はガラッと変わります。それでもう別物でしょう。
そういう感覚がデザイナー方達にはあるかも知れません。

ですから、6個の宝石の円順列も、ただの順列と同じように $ 6! $ 通りと考えたくなるところです。

高校の時にもこの円順列を授業で学んだ時には
「なんだかお約束事が有りきの $ n-1 $ 通りだな…数学らしくない」
なんて思った思い出があります。

でもね。今日気が付いたんです。

例えば $ n^0 $ って、$ 1 $ ですよね。これって "定義" でしたよね。この説明はたとえが下記のサイトをご参照ください。
0の階乗を1と定義する理由


この $ n^0 = 1 $ と言う定義は数学的ですんなりと受け入れている私なんです。それなのにどうして円順列の考え方には
「なんだかお約束事だなぁ」
なんて思って反感を持つのでしょうか?

もしかしたら、この反感こそが「数学的な考え方をマスターできない」理由かも知れません。
ぶっちゃけ
「数学らしくない」
なんて想った瞬間に、もうそれで学習する気が失せて面倒くさくなりますからね。
こんな理由で "場合の数・確率" の授業は高校時代に真剣に聞けなかった (反論ばかり頭の中に描いた) 気がします。

なんやかんや言って、自分の考え方や感覚を優先している自分です。
まずは長い歴史の末に今の姿になっている数学の考え方を受け入れる必要がありますよね。( ^^;

では今日も1日の習慣を始めてます。小さな一歩・挑戦を試みています。
( ブログのコメント欄は 2022-04-16 に閉鎖いたしました )
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