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時空 解 さんの日記

 
2016
12月 1
(木)
23:44
極端すぎる報道、アスカさんと「条件反射制御法」
本文
みなさん、こんにちは。時空 解です。
今日テレビでニュースを見て、気になった事があるので書いてみます。「条件反射制御法」についての解説です。
"チャゲ&アスカ" のアスカさん、覚せい剤使用疑惑に関する報道の中で「条件反射制御法」と言う依存克服法が紹介されてました。しかし、この解説があまりにも簡単すぎて、誤解を招くと思われましたので、ここで取り上げる事にしました。
 
報道ではこんな解説がされていました。

「針の役割を果たさない柔らかい針が付いた注射器に、覚せい剤に似たカルキ抜き剤を入れて、それを静脈にうつような仕草を行う。このように、あたかも覚せい剤を注射する状況を再現して、しかし何も起こらない事を繰り返し体験する事で、注射器を見ても覚せい剤が欲しくなる気持ちを取り除いて行く」

 
一言一句正確に覚えている訳ではないのですが、こんなような解説でした。

これって、間違ってはいませんが、あくまでもイメージとして伝わりやすくするための解説です。これでは "疑似注射" と言う一部の方法が、まるで治療法の基本であるように誤解をしてしまう人たちが出てしまう事でしょう。
 
心理カウンセリングの勉強をしている関係で、この「条件反射制御法」を学習した事があります。
書籍は下記を利用いたしました。

書籍「条件反射制御法」
 
この書籍に書かれている内容を簡単に説明するのは難しいのですが、一言で言い表すと、書籍の中にも出てくる「あなたの人間的な脳が、あなたの動物的な脳を調教するのです」と言う台詞がふさわしいでしょう。
覚せい剤を欲する気持ちは、人間の脳の動物的本能を司る部分から指令が来ます。その指令(欲望)を食い止めるために、人間脳(自分の思考、意思)が、その動物脳を調教しなくてはならない、と言っているのです。

人間脳が動物脳を調教するための訓練方法として、書籍では下記の四つのステージを解説しています。

1. 負の刺激ステージ
2. 疑似ステージ
3. 想像ステージ
4. 維持ステージ
 
疑似注射は、上記四つのうちの "2. 疑似ステージ" の部分の一部に相当しています。しかし一番大事なのは "1. 負の刺激ステージ" で行う訓練なのではないかと思います。体の特定の動きとともに「私は今は覚せい剤はやれない」と唱え事を毎日二十回をめどにくり返し行う訓練です。疑似注射を利用するのはこの訓練を行った後の話です。
 
報道で解説された内容はほんの一部分である事をちゃんと理解しておいてくださいね。
 
では今日はこの辺で。
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