50代から理数を学ぶ - 良い大学に入って、良い企業に就職する時代は終わった。

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時空解さんの日記

2017

6月 24

(土)

09:49

良い大学に入って、良い企業に就職する時代は終わった。

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カテゴリー夢に向かって

本文

皆さん、おはようございます。時空解です。

ソニー神話が崩れてしまって、もう数年が経ちます。確か2007年位にソニー品川・新本社ビルが出来て、その時に私も派遣社員として、ピカピカの新本社ビルの中で仕事をしていました。派遣切りの嵐が吹くちょっと前の話です。
９年間ソニーの開発部門で働いていました。
その頃はソニーに働いている事がやっぱり自慢でしたね。しかしこの２、３年で、本当にソニー神話は崩れてしまいました。これはソニーに限らず東芝もそうですし、また別の問題として、タカタの自動車用エアバックや三菱自動車の燃費不正問題など、大企業に危機が迫っているのが現状です。

時代は確実に変わっています。私が学生の頃は、とにかく良い大学に入って、良い企業に就職すれば人生が約束される時代でした。

しかし今の時代、学生たちはどう感じているのでしょうかね。ネット上に君臨し始めた新しい大企業に、以前の大企業は体力を奪われているのは確かです。ひと昔に出来上がった教育体制。それに沿って学んで来た学生が、果たして今の新しい大企業に馴染めるのでしょうか。
終身雇用制度などは、今の時代にはもうありません。

良い大学を出る事は確かに大切でしょう。しかしそれだけでは人生が約束される時代ではありません。また裏を返せば、インターネット時代の到来で、良い企業に就職する機会を失った人も、それで一生が決まる時代では無くなった気がします。個人の努力で、直接成果が出せる時代になって来た、そんな事を徐々に実感しています。

３年くらい前に「自分ブランド」と言う謡い文句で有名なちきりんさんや、「好きを仕事にする大人塾」で有名なかさこさんを知りました。知った当時は、本心ではうさん臭い考え方だと思っていたのです。自分ブランドを立ち上げたところでどうなるものでもない、とか、好きな事を１０年続ければ、それが仕事になるとか、半信半疑でした。しかし、今こうやって数学の勉強をやりなからブログを書いていると、本当に彼らの事が正しいのかなぁと、思えてきます。これは「良い大学に入って良い企業にはいれば、人生が保証される」を学生時代に聞いていた頃の感覚に似ています。人生そのものを経験していない学生時代の私に取っては、「良い大学に入って良い企業に入れば、人生が保証される」と言われても実感はわかなかったのです。"人生" 自体をまだ経験していない学生でしたからね。まぁ高収入と言う事ですが、教育の現場では「お金の事ばかり考えているのは卑しい事だ」なんて教えているのですから、変な教育現場ですよね。

とにかく昔は、良い大学に進学する事が人生の保証を手に入れる唯一と言っていい方法だった訳です。しかし、今は大学受験をするくらい自分で勉強をすれば、それで人生の保証(収入)を得る事が出来る時代になって来たのだと思えて来ます。

大切なのは、人生の保証を手に入れるには、やはり良い大学に合格するくらい勉強・努力をしなくてはならない、と言う事です。それは今も昔も変わりません。注目しなくてはいけない点は、昔は勉強・努力するタイミングが大学受験期に限定されていた、と言う事です。しかし今はやる気になればいつでも、人生の保証を手にするための努力を始められるようになった、と言う違いです。
ここが大切です。

みなさんはどう思われていますか？
・・・

今日はちょっとまとまりがありませんかね、許してね。昨日から妙に背中が痛いもので集中して書けません。
この変でご勘弁を…。
では今日も１日を始めます。

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