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時空 解 さんの日記

 
2017
8月 27
(日)
09:07
「対数 e の不思議」を読んで
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
 
今日はマスペディアの "010 対数" を話題にした事もあって、超越数 e についての書籍を読んでみました。
読んだ書籍は「対数 e の不思議:堀場芳数(ほりばよしがず)著」です。

 
この書籍の1刷発行日は 1991年の 3月20日になっていますが、私が手にしたものは第29刷で、2016年 3月 1日ですね。29刷とはすごい。もっともこれよりも刷数の多い書籍は数多くありますが、数学の書籍としては珍しい方ではないかと思っています。内容的には信用できる書籍でしょう。そう勝手に思ってしまいます。
 
さて、この書籍を読んで改めて自分は学習が足りなかったなぁと思う次第です。なにしろ、この一冊を読んだだけで多くの数学上の先人を知る事が出来ました。大半が聞いたこともない先人でした。わずか900円の書籍にこれほどの情報が詰まっているとは驚きです。
対数や指数、三角関数などの関係も概観できます。あくまでも概観ですけどね。それよりも数学の発展に、どんな先人がどのような役割を担ったのか、その人物名と成果を発表した年が記されている点が魅力の書籍です。

この書籍は数学検定の1級に合格した時にでも、今一度読み返してみたいと思います。きっと頭の中が歴史的に流れに沿って整理される事でしょう。
ポケコンのプログラムが記載されている点では、確かに古い情報が含まれていますが、高校2年で学ぶ数学II+B を楽しくおさらいするための書籍として、優れていると思います。
ポケコンの部分が削除された改訂版が出版されたら、今一度購入もしてみたい書籍です。
 
この書籍で私が得たことを思い付くままに書き出してみますと下記のようになります。

1. 超越数 e は対数の微分から出て来た。( 書籍:p88,89 )
2. √-4 = 2i として、ただ1つだけをかけばよい。( 書籍:p137 )
 補足:√4 = ±2 なので √-4 = ±2i となりそうだが…
3. √-2 × √-3 ≠ √6 。正しくは √-2 × √-3 = -√6 ( 書籍:p141 )

 
正直なところ、e を発見したのがオイラーだと言う事を私は知りませんでした。
それに e が対数の微分から出て来た事も知りませんでした。
お恥ずかしい限りです。汗

私に取ってはこの書籍が、数学検定2級を受けるためのウォーミングアップに十分なりました。青チャート「改訂版 チャート式 基礎からの 数学I+A」オンリーではなく、こう言った書籍も読み進めるべきですね。昨日は3ページこなせませんでしたが、読書に時間を回すのもよいでしょう。

おっと えっ!01

そういえば昨日、予定通りに葵園も行ってきましたよ。かき氷、美味しいです!鎌倉の抹茶金時よりも少し甘さ抑えめですね。
店内はクーラーが効きすぎておらず、かき氷を飲むには最適でしたよ。

では今日も1日を始めます。

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毎日の実施・予定表
項目 昨日の実施状況 今日の予定
ブログを更新 8時42分 8時30分
数学の学習 (青チャートI+A ) やらず p141 ~ p144
数検の学習 ( ステップアップ ) やりず ------
そろばんの練習 できず 30分
+ α 学習( LaTeX2ε 、コンテンツ作成など ) 「対数 e の不思議」 ------

 

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