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時空 解 さんの日記

カテゴリー [夢に向かって] 
 
2017
9月 29
(金)
10:01
ちょっとした違い。改良する意識があるか否か
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
 
昨日、やっと数学検定の2級のための学習を少し始めました。利用する参考書は 白チャート「チャート式 新課程 基礎と演習 数学II+B」です。青チャートの数学II+B を学習しようかとも思って購入はしたのですが、開いてみて、数学検定に対しては過剰な学習レベルに思えました。それで白チャートと言う選択を考えました。
 
ところで、この白チャート…実は自分の本棚に12年前から置いてあったんですよね…。
私、40歳代だった10数年前にも「理数系を学び直そう」と思っていた時期があります。今のように具体的に継続は出来なかったのですけどね。本棚に入っていた白チャートの数学II+B の中味を見返してみると、 p19 まではところどころにラインマーカーが引かれています。
そう言えばチョッピリ勉強をした事を想い出します。それにもう1つ、思い出したことがあります。当時の私は「白チャートはチャート式の中で1番レベルが易しいチャートか…」と知って、ガッカリした事です。

 
そんな白チャート。12年も前から本棚にあったんですが、なぜか今まで目に入らなかったのです。
どうしてでしょうか?
と、こんな事を皆さんに問いかけても無意味ですよね。これは私の問題です。汗
 
この問いかけを改めて自分に問うてみると…やっぱり自分は見栄っ張りだなぁと思うのです。1番レベルの低い参考書を使って学習をする事は、12年前の自分に取って、そしてほんの数日前の自分にとっても、許せなかったのでしょう。この白チャート。当時は手当たり次第に本屋で買ったのですけどね。この買い方からして見ても、本気で学習する気があるのか無いのか分かったものではありません。

当時の自分を垣間見れます。お恥ずかしい次第です…。

でも、昨日はそんな自分に対して、ちょっと優しい考え方をしてみたりもしました。
世の中の進化の歴史を見てみると、過去のほんのちょっとした見栄や思い込みで、暫くの間は悪い状態・習慣に囚われたりするものです。少し前にご紹介した「コーヒーの科学」と言う本にもその例を1つ見る事が出来ます。このおかげで、昨日は自分の事をあまり卑下せずに済みました。
その例とは、コーヒーの焙煎の歴史の中に出て来ます。書籍「コーヒーの科学」の p83, 10行目あたりからの記述です。

その後、焙煎機は各地でさまざまに改良されますが、中でも最も画期的だったのは、1864年、ニューヨークのジャベズ・バーンズが発明した「バーンズ式焙煎機」です。その最大の改良点は、シリンダーの一端に開閉可能な蓋を取り付けたことでした。「たったそれだけ?」と思ったかもしれませんが、これこそが「コロンブスの卵け」。当時主流の焙煎機は、焙煎が終わると二人掛かりでシリンダーをかまどから降ろして中身を取り出し、続けて焙煎するときは、また中に生豆を入れてかまどに載せる必要がありました。しかしバーンズはかまどの上に置いたまま、蓋を開けて焙煎豆をすばやく取り出し、装置の上に取付けた投入口から新しい生豆を入れることを思いつき、連続焙煎を可能にしたのです。

( インターネット上にも「バーンズ式焙煎機」に付いてのコンテンツがありましたので、リンクを貼っておきました。バーンズ式の焙煎機の紹介の仕方が、随分と違う事に驚きます )
 
蓋が付いていない焙煎シリンダー…昔はそんな焙煎機を使っていたのですね。今では考えられないような焙煎機です。でも人は今やっている方法や考え方を、改良する必要に迫られなければ、続けてしまうものなのかも知れません。
常に進化しよう、改良しよう、と思う意識が大切ですね。
では今日も1日を始めます。

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項目 昨日の実施状況 今日の予定
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そろばんの練習 できず 30分
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数検の学習 ( 白チャート II+B ) 指数の拡張 p194 指数関数 p202
+ α 学習( LaTeX2ε 、コンテンツ作成など ) ------ ------
 

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