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時空 解 さんの日記

 
2015
8月 3
(月)
12:30
本文
みなさん、こんにちは。
最近学生の頃のように数学の勉強を始めています。それで思い出した事があります。勉強を始めても集中できずに、直ぐのほかの事を想ってしまう、と言う事です。
例えば今日は因数分解の演習をやっていたのですが、キーボードの USB ケーブルが邪魔だった事を切っ掛けに、ブルートゥースキーボードをネット検索で探し出してしまったのです。それで、たった四問の因数分解演習を終わられる事ができたのは、始めてから一時間後の事でした。情けない。
学生時代もこんな感じでした。ノートに文字を書いていて、ちょっと手から鉛筆がすべったりすると、それを切っ掛けにクルクルと鉛筆を回す練習を始めたりする私でした。「落ち着きの無い子」と小学生の通知表には書かれています。とくに好きではない授業の時には、その授業の内容が頭の中に入ってこない(聞いてないと言う事ですね)ので、落ち着いていられる訳もありません。授業中には良くお喋りする子でもありました。
数学は興味はあったのでそれなりに授業に集中していましたが、いざ訓練に近い数学に関しては練習を怠っていた事を、今になって自覚します。ソロバンの練習は、暗算が出来るようになるための訓練のような物です。数式の展開、変換もそうですね。因数分解の簡単な問題をたくさん解くと、複雑な因数分解の解法がパッと頭にひらめくようになるものです。しかし私はたくさん問題を解く、と言う訓練はあまりやりませんでした。飽きてしまい、別の事が頭に浮かんでしまって訓練を中断していました。
この欠点は、大人になった今でも引きずっています。それを実感します。今の私は、この欠点を克服してこなかった結果のように感じます。学生時代に「物質の存在理由」について想いをはせ、いつか自分でその答えを発見したい。そんな宇宙創成の謎に挑む夢も、きっと数学や物理の授業中に夢想したのでしょう。最終的に数学の肝心な所、複雑だけれども本質的な所。そんな所に差し掛かると自分は面倒になって、空想をし始めてしまっていたと思います。こんな空想に振り回されずに、集中して数学の訓練、自主勉強に集中できていたとしたら、もしかしたら現代物理学の「標準理論」を理解できるようになっていたのかも知れません。しかし空想する時間が少なかったら、理解したいという気持ちは湧きあがってきただろうか?と考えるとそれも疑問ですが。集中と空想と言うリラックスの使い分け…。おっと、ちょっと話しが逸れて行ってますね、戻します。
ともかくある程度は集中して訓練を続けるようにしないと、現代物理学の「標準理論」を理解するための数学力、数覚はみに付かないでしょう。実は年齢として二十代の若さでないと、本当の意味では理解できないと言われる数式、数学を標準理論では使っているのだそうです。どこかの科学番組でそんな事を言っていた記憶がありますので、本当は私には理解する事が、もう無理なのかも知れません。手遅れと言う事です。しかしそんな事を気にせずに、今は数学の勉強や物理の勉強をやって行きたいと思います。それでないと自分ではない気がしますからね。
今日はこんな所で。ではまた。

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