TOP

Home  >  ブログ  >  時空 解  >  マスペディア 1000  >  マスペディア 063 ~ 068 - 偶数の完全数とメルセンヌ素数 -

時空 解 さんの日記

 
2017
11月 4
(土)
08:45
マスペディア 063 ~ 068 - 偶数の完全数とメルセンヌ素数 -
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
 
先日、10月29日(日) に行われた第310回 数学検定の2級の問題で、最小公倍数を求める問題が出て来ました。
これ、手こずったんですよね、私。汗

でも、今日の朝にウィキペディア 065 を読んでハッキリしました。2つの自然数の最小公倍数の求め方は、下記のように覚えておけばいいのですね。これを覚えていたのならば、先日の2級の最小公倍数を求める問題は一瞬で終わったはずです。

 
・2つの自然数の最小公倍数は、その2つの数を掛け合わせて最大公約数で割ると得られる。… (1)
 
2級のその問題は2つの自然数を掛け合わせた数値と、最大公約数が示されていました。ですからこの問題は上記 (1) を知っているか否かの問いかけと同じようなものでしたね。
 
でも、最小公倍数と言うと一般的にはこんな説明を聞きませんか?
 
・2つの自然数の最小公倍数は、その2数のどちらでも割り切れる最小の自然数。… (2)
 
上記の定義からだと、2級のその問題はちょっと面倒になりますよね。でも、もしかしたら (2) から (1) に考えが及ぶか否かを試している問題、とも受け取れますかね。うーむ01

 
さて、数学の学習をしていると思うのですが、最大公約数とか最小公倍数、それと完全数なんていのうはそれほど出てこない印象があるのですが、それは私の学習量が少ないからですかね?特にウィキペディアの 066 に出ている完全数というのは、その定義すら忘れてしまっていたほどに、私にはなじみがありません。

とりあえず完全数と言うのは、ウィキペディア 066 によると、こんな数の事です。

 
・ある整数のすべての約数 (ただし、1 を含むが、その数自身は含まない) を足し合わせたものがもとの数に一致するとき、その数を完全数という。一番小さな完全数は 6 で、その約数は 1, 2, 3 だ。
 
足し算の構成要素と掛け算の構成要素が織りなすこの調和にピタゴラス学派の人たちは神秘を感じたらしいですね。そう言われれば足し算と掛け算にこんな関係が成り立つ数字なので、不思議と言えば不思議です。ましてや偶数の完全数と奇数の完全数とでは性質がかなり違うと言う話です。一つの例として、偶数の完全数はたくさん見つかっていますが、奇数の完全数となるとまだ1つも見つかっていないとの事です。
 
うーむ…うーむ02

「博士の愛した数式」と言う映画化もされた小説がありますよね。その映画の中で一度、完全数と言う言葉・セリフがありましたが、それももう2006年の話です。10年以上も前の事です。それ以降、完全数と言う単語は見聞きしたことがありません。
しかし完全数と言うのもいろいろと研究対象になっているようです。オイラーも完全数と関連の深いメルセンヌ素数について証明を行っています。この証明から出て来た公式をユークリッド - オイラーの定理と呼んだりもするそうです。
メルセンヌ素数(メルセンス数)と言う言葉を、今日は一つ覚えておくことにしました。
では今日も1日をはじめます。

応援してね。
千里の道も一歩から。そしてその道は登り坂です。ローマは1日にして成らず、です。

(ポチッとブログ村のバナーをクリックしてね)


毎日の実施・予定表
時間割 昨日の実施状況 今日の予定
1時限目 ブログを投稿 8時46分 ------
2時限目 青チャートI+A p203 ex 83 p203 ex 84, 85
3時限目 そろばんの練習 15分 30分
4時限目 白チャート II+B p214 p215 ~ p217
放課後 + α 学習( LaTeX2ε 、コンテンツ作成など )     ------
 

閲覧(2205)
コメントを書く
コメントを書くにはログインが必要です。
メインメニュー
ログイン
ユーザー名:

パスワード:



日記投稿者リスト
カレンダー
月表示
カテゴリー
にほんブログ村リンク