TOP

Home  >  ブログ  >  時空 解  >  書籍の感想  >  「FOCUS(フォーカス) 集中力」第4章~第8章の感想

時空 解 さんの日記

カテゴリー [書籍の感想] 
 
2017
12月 11
(月)
08:43
「FOCUS(フォーカス) 集中力」第4章~第8章の感想
本文
みなさん、おはようございます。時空 解です。
 
以前ご図書館で書籍「FOCUS(フォーカス) 集中力」を第4章まで読んで、その感想をご紹介しました。この書籍の単行本の中古がアマゾンにありましたので、注文をしておいた次第です。それが2日前に届きました。昨日はこの書籍の続き、第4章から8章を読んでみましたので、その感想を書いてみる事にします。
 
「FOCUS(フォーカス) 集中力」やっばり読みこなすのはなかなか難しいですね。ともすると脳の働きに付いての説明部分が、制御機能が利点なのか、逆の活性化が利点になるのか、その区別が読み取れなかったりします。私の読解力のせいもありますが、要するに脳の個々の機能と、集中力との関係は単純明快ではない事が伺えます。例えば、マインド・ワンダリングと言う言葉が出て来ます。これを直訳すると ( 心の徘徊 ) となるようですが、書籍にはこんな説明が出て来ます。
「人間の思考の半分ほどが夢想であるという事実そのものからしても、夢想にふける精神には何らかの利点があると考えるべきだろう」
マインド・ワンダリングと言う心の状態が、果たして良い事なのか否か、この書籍には明確な答えが示されているのではなく、むしろマインド・ワンダリング状態の脳をどう自覚し、どうコントロールするのか、そのヒントとなる実験結果などが述べられて行きます。

この内容をどう読み解き、どう自分に生かすか…
集中力を身に付けたい私に取っては、このマインド・ワンダリングの自覚方法とコントロール方法を具体的に知りたいのですが、一読しただけでは要点を読み取ることができません。ううっ

マインド・ワンダリングの状態を上手く利用すると創作活動 ( 小説の執筆など ) において威力を発揮するようですが、しかし取り留めのない空想の徘徊、すなわち好ましくないマインド・ワンダリングを続けていると、心が疲弊してしまい注意散漫な状態になるのだそうです。情報過多に身をさらすと、何をどうしたいのか分からいな状態に陥るのもこんな理由からだと言えそうです。
この疲弊する心を鎮静化するための一つの方法として、マインド・フルネスが紹介されていました。具体的な実践方法は記載されていませんが、その効果のほどに付いては第17章に記載があるようです。

 
とにかくこの書籍、一読しただけでは身に付く代物ではありません。しかし内容はとても魅力的でもあります。
マインド・ワンダリング以上に興味をそそられる内容も出て来ます。「マシュマロ・テスト」と言う心の制御機能に関する話です。この「マシュマロ・テスト」、実は ホンマでっか!TV でも心理:植木さんが番組の中で紹介されていたものですが、この書籍を読んでその重要性をますます認識した次第です。心の制御機能、つまり「マシュマロ・テスト」でマシュマロを直ぐには食べなかった4歳児たちは、その自制心から、30代になっても順調に暮らしている確率が高かったのだそうです。追跡調査の結果、健康状態が良く、経済的に成功し、法を守る市民として暮らしていたのだそうです。人が将来幸せをつかむか否か?その予見方法は知能指数や出身家庭の経済力よりも、実はこの自制心の方に注目した方が、明確な相関関係があるそうです。

このように「FOCUS(フォーカス) 集中力」はマインド・ワンダリング、自制心等々、いろいろな脳の状態を紐解きながら、明確に集中力に迫ってゆく書籍です。私に取っては手元に置いておきたい書籍の1つとなりました。続きを読み次第また感想をここに書きたいと思っています。

 
では、今日も小さな一歩から始めます。

応援してね。
千里の道も一歩から。そしてその道は登り坂です。ローマは1日にして成らず、です。


(ポチッとブログ村のバナーをクリックしてね)  


「小さな習慣」の実施状況
★ 習慣作りのための、小さな課題 ☆ 昨日の実施状況
そろばんの練習5問 (暗算の獲得)
ブログ投稿の後

宮田輝そろばん教室 加減算編:
練習7、8 1通り + 例題33~36

斜め懸垂1回 (ボルダリングの体力獲得)
朝食後

斜め懸垂5回、腕立て10回、腹筋10回、
グリップ10回

チャート式参考書1問 (物理学の数式の理解力の獲得)
午前中の好きな時間

青I+A:できず

白II+B:p228 ex-332


閲覧(1857)
コメントを書く
コメントを書くにはログインが必要です。
メインメニュー
ログイン
ユーザー名:

パスワード:



日記投稿者リスト
カレンダー
月表示
カテゴリー
にほんブログ村リンク