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時空 解 さんの日記

[2017-12] 
 
2017
12月 18
(月)
09:11
「FOCUS(フォーカス) 集中力」第15章:一万時間の法則
本文
皆さん、おはようございます。時空 解です。
 
書籍、「FOCUS(フォーカス) 集中力」の第15章はとても参考になる部分です。
私は高校の1年生の終わり、15歳の時かな?それから40歳になるまでの25年間、フルートの練習を毎日欠かさず行っていました。1日の練習時間は平均すると30分程度なので、プロが行う練習とはあまり比較にはなりませんが、しかし練習時間を計算すると、4500時間以上、フルートの練習に費やしていた事になります。
そこそこフルートは吹けると言えば吹けますが、でも指がプロの人とは比べ物にならないくらい早くは動きません。それに音を間違えたりもします。

「FOCUS(フォーカス) 集中力」の第15章には、10000時間練習しても一流なれない人と成れる人との違いが説明されています。とても興味深く読ませて頂きました。もちろん10000時間を練習すること自体大変なことです。一般的には何事も10000時間をかければプロに成れる、なんてことが言われます。
フルートの練習をしていた私は、とにかく音を間違えないように、それと指を早く動かせるようにと、心掛けて練習をしていたつもりでしたが、その時の集中力が足りなかったのです。

どう足りなかったのか?
それを説明するためにはトップ・ダウンとボトム・アップと言う単語を使って説明するのが簡単です。書籍にもこの単語が使われていますが、この単語の正しい意味は、書籍の第3章で説明されています。ここは脳の働きの説明がなされている部分ですので、このブログ内で簡単に説明するのは難しいですね。
でも例えるなら自転車の練習を想像して頂ければ分かり易いと思います。
自転車に乗れない人は、まだ自転車に乗るための脳回路、ボトム・アップが出来上がっていないのです。ボトム・アップを形成するために、まず人は意識的に体を動かす事、つまりトップ・ダウンの脳を使って体の動かし方を模索します。そのトップ・ダウンをボトム・アップ脳が模倣するようになると、意識しなくても転ぶ事なく自転車に乗れるようになります。

さて、問題はここからなのです。例えば一流の自転車乗りになるためには、ここから絶えずもっと効率のいい体の動かし方を考えながら練習するのです。そうする事でそこそこの機能のボトム・アップ回路を絶えず修正、強化して行くのです。これが行えるのが一流なのだそうです。
一度ボトム・アップ回路が出来上がると、普通の人はその回路に頼って、修正、強化をする練習はもう行いません。必要と思えないし、そもそも行おうと思っても、出来ているボトム・アップ回路が邪魔をして新たな動きを獲得しにくくします。いわゆる悪いクセはなかなか治らない、と言うやつですね。したがって相当に集中しないと、現状維持のための練習だけになってしまうのです。
自分がフルートの練習をしていて、そこそこの腕前にしか成れなかった理由がここにあります。
これを克服して行くためには、やっぱり厳しい練習が必要になります。
ピアノの練習でもよく聞きますよね。本当にプロフェッショナルなピアノ演奏をするためには、ちゃんとした先生に教えて貰わないとダメだって。それも厳しい教えに耐えられればの話です。

 
数学の学習も似たところがあるのでしょうかね…あるみたいですね。汗
 
でも、今日も小さな一歩、挑戦から始めます。

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